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オス化女子つるぞの【40】屈強なオッサンが降参したら、優しさに包まれちゃいました!?

完ぺきを装ったり、強がったりすることで
じつは周りをしんどくさせていた
ということに気づかされた、つるぞの。

他に打つ手も思いつかないまま
ワーク4日目の朝を迎えました。

このシリーズ全話のリストは、こちら↓

ワーク会場に向かう電車のなか
私は、どよ~~~んとしていました。

リーダーとしての自信も
(まあ、もともとありませんでしたが )
プライドも
ズッタズタのボロボロでしたから。

しかも、今日からどうしていったらいいのか
良い考えも、意欲も、希望も
湧いてきません。

脱力して、動く元気もありません。

でも、電車って便利ですねえ。

私が動けなくても、勝手に、そんな私を
運んでいってくれるんですからw

駅に着き、しぶしぶ電車を降り
会場へと歩きます。

でも、歩きながら、少しずつ
気持ちが固まっていくのを感じていました。

もう、この方法しかないやん

って。

「落ち度を見せないようにしよう」
「ちゃんとしよう」
っていうやり方があかんかったんやから
それをやめるしかないやん

って。

自分が完ぺきでないことを認めよう

負けを認めよう

そんな不完全な自分を受け容れよう

そして、周りの人にも隠すのはやめよう

ものすごく怖いけれど
もうそれしかない・・・。

そして、朝一番のアシスタントミーティング

この日も、リーダーとして
アシスタントさんたちに向けて
お話をしました。

このとき話したのは、概ね
こんな内容だったかと思います。

*****

私がこれまで
如何にマズいリーダーだったか

昨日、それに気づかされました。

もしかしたら、みなさんは
昨日までの3日間
うまくできなかったこと
失敗したこと、いっぱいあって

そんな自分をもどかしく感じたり
責めたくなっているかもしれません。

そしてそれは、私も同じです。

でも、自分を責めても
なんにもよくならないんですよね。

だからもう、私は
自分を責めるのをやめます。

みなさんもどうか
自分を責めないでください。

昨日までのことは
全部なかったものとして
リセットしちゃいましょう。

そして、また新たに
ヒーリングワークを始めましょう。

今日が、その1日目です。

こんどは
「ちゃんとしよう」とか
「失敗しないように」ではなく

「どうやって、参加者さんたちを
愛してあげようか?」

それだけを考えて
みんなで一緒にやっていきましょう。

*****

今までの、自分のひどいリーダーっぷりも
自分の不完全さも、弱さも、ぜんぶ赦そう。

そして、その赦された自分でもって
アシスタントさんたちの不完全さも
赦そう、労わろう、愛そう。

そうすれば
アシスタントさんたちにも、私にも
ラクさやつながり、そして生気も(笑)
戻るんではないか

そう思ったんですね。

これまでの
アシスタントミーティングのときの
私と違って、たぶん、トーンもかなり低めで
弱々しかったかと思います。

もう、強がりの鎧を
着けられない状態でしたから。

つるぞのにトドメを刺すなら今やでっ!
って感じでしたw

でも、アシスタントさんたちはみな
とても静かに、とても優しい表情で
私の話を聞き、弱々しい私の姿を
見守ってくれました。

私が、アシスタントさんたちを
労わりたかったのだけど
アシスタントさんたちのほうが
私を労わってくれたんですね。

なんともいえず柔らかくて
切ないほどの優しさと
赦しのエネルギーが
昨日までピリピリしていた会場内に
満ちていくのを感じていました。

そして、そのエネルギーのせいなのか
このときを境に、すべての流れが
ガラっと変わった気がします。

今まで、クレームしか
聞こえてこなかったのに

「みんな、よく頑張ってると思うよ~☆」

「本当にありがとうね~☆」

という励ましや感謝の言葉を
参加者さんたちからいただいたり

私がまごついてるときも
アシスタントさんがサッと助けてくれたり

何よりも
アシスタントさんたちや参加者さんたちに
笑顔が増えました。

ようやく、私を含めたみんなの歯車が
うまく噛みあったように感じられました。

そして、なんとか最後は、みんな笑って
ワークを終えることができたのです。

*****

ワーク終了後、参加者さんたちは会場を去り
アシスタントさんたちと私で
座席や機材などの撤収作業。

2ヶ月近くかけて準備し
本番の5日間も七転八倒して
ワークを作りあげてきたというのに
わずか数十分で、会場内は
なんにもなくなってしまいました。

この5日間の出来事は
じつは幻だったんじゃないか?
って思うくらい。

まさに、”夢のあと”って感じです。

呆気なく消えていく様の
切ないこと切ないこと
。。。

せっかく笑ってワークを終えたはずなのに
ここでまた私は、激しくオチます。

しかも、そんな切なさに加えて
なんともいえない屈辱感も感じていました。

ついさっきまで女王様だったのに
あっというまに玉座から引きずりおろされた
って感じ?

ワークが終われば当然
リーダーじゃなくなりますもんね。

でも
リーダー”じゃなくなった”、というよりも
”引きずりおろされた”って感じなんです。

で、この感覚について
ついこのあいだまで私は

「今までの私がひどい暴君だったから
きっと周りから引きずりおろされて
ギロチンにかけられる!」

っていう罪悪感から来るものなんだと
思っていました。

でも、この記事の構想を練っているときに
べつの考えが浮かびました。

この屈辱感・・・
男が女になったときの屈辱感やっ

オチン○ンを失ったときの屈辱感やっ

つるぞの!
なにワケの分からんことを

言うてるねんっ!?
って言われそうですが
^^;

私は、ワーク3日目最後のセッションで
自分の過ちに気づかされて負けを認め
完ぺきを装うこと、強がることを
やめてしまいました。

つまり、このとき私は
長らく着込んでいた
”屈強なオッサンの着ぐるみ”を脱いだ
ということです。

私にとって”屈強なオッサンの着ぐるみ”は
周りからの攻撃に
傷つかないための鎧であり
自分の不完全さを隠し、否定するための
隠れ蓑でもありました。

そして
私にとっての「自分の不完全さ」には
「自分が女性であること」も
含まれていました。

だから、着ぐるみを脱ぐということは
つまり、自分が女性であることを認める
受け容れる、ということにもなるんですね。

私でなくても
自分の不完全さや弱さや女性性を
受け容れていく過程で
こういったキツい屈辱感を感じることって
少なくないんです。

で、もしかしたら
このとき私が感じていた屈辱感も
そういうことなのではないのかな
と思ったんですね。

ところで、これに関連して
興味深いお話があります。

3日目の最後のセッションで
私がサポートについていた参加者さん。

彼女がセッション後に、こう言ってたんです

「後ろからサポートされてたから
誰がついてくれてるんか
分からんかったんやけど

触れられてる感触とかエネルギーとかから
”男性かな?”って思っててん。

でも、セッションの中盤あたりから
エネルギーが変わってきて

しまいには、”あれ?女性?”って思って
で、振りかえったら
みあちゃんやったわw」

セッションの中盤あたりというと
例の男性が子どもみたいに
泣きだしたぐらいでしょうか。

そして私、それを見て
”ごめんなさい”してしまったんですよね。

つまり、あのときに私は
着ぐるみを脱いだわけで
彼女の話と
ピッタリ符合すると思いませんか?

はあ~~~、私、あのとき
性転換したんですね~~~w

さあ、また、屈辱感のお話に戻りますね。

当時の私には、この屈辱感の正体なんて
全然分からなくて
ただただひどい気分になって
落ち込むばかり

切ないし、屈辱的やし。。。

普通、ヒーリングワーク終わってからの
打ち上げって

「わあ~い、みんなお疲れ~~~い☆」

って感じで、盛り上がるんです。

私も、ワーク本番前は

「素敵なワークにして、打ち上げは
旨いビールを飲むぞ~☆」

って思ってました。

でも、実際には、打ち上げの席で、みんなに

「あれ?どないしたん???」

って言われながら、うつむいて
メソメソ泣いてました
^^;

というわけで
2006年8月のヒーリングワークは
最後の最後まで、ブザマな私で
終わったのでした。

あの5日間に起きた、数々の怪奇現象(?)
落ち武者軍団の出現、などなど

ここに書いたすべての出来事は、あくまで
私の心の目を通して見たものであり

客観的事実とは、異なるのかもしれません。
(特に、落ち武者のあたりなんかは、確実に
幻覚入ってますしw)

当時の参加者さんたちや
アシスタントさんたちに訊いたなら

「え~~~、そんなことなかったよ~~~?」

とか

「そこまでしんどくなってなかったよ~?」

とか

「アンタの気のせいでしょ~~~w

とか

「だいたい、落ち武者じゃないしっっ!」

って、言われるのかもしれません。

すべては、幻だったのかもしれないのです。

でも、その幻から得た

「自分が完ぺきを装って強がれば強がるほど
周りも自分も苦しめる」

という気づきは、間違いなく真実です。

そして・・・

その幻を見て、私がはからずも
”屈強なオッサンの着ぐるみ”を
脱いでしまったことも、幻ではなく
事実だったようですw

現に、私の癒やしの旅は、これを境に
急速に進みはじめたのですから☆

というわけで、さらに続きます☆↓

 

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