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オス化女子つるぞの【39】最恐?落ち武者軍団に屈強なオッサンも泣いて降参しちゃいました!?

準備を完ぺきに整えていたはずなのに

本番でも
細心の注意を払ってきたはずなのに

すべてが悪いほう悪いほうに転び
途方に暮れてしまったワタクシつるぞの

ワーク3日目最後のセッションを迎えます。

前回のお話はこちら↓

このシリーズ全話のリストはこちら↓

フォーカスパーソンが選ばれ
その人が自分の悩みをシェアしました。

そのあいだも私は
参加者さんのサポートにはついていましたが
(サポートといっても
参加者さんの背後に立ち
その人の両肩に手を置き
寄り添ってあげるという程度です。)

虚ろな目をして
物思いにふけるばかりでした。

いったい何が悪かったんやろう?

私はどないしたらええんやろう?

いつものようにワーク会場には
参加者さんたちの席がU字に並べられていて
そのU字の内側で
この日最後のセッションが始まりました。

でもそれは、私の目にも耳にも
まったく入ってきません。
(ちなみにこのとき私は
U字の左側直線の少し下あたりにいました。
このあたり→U)

「あかん、あかん

ちゃんと集中せんと
また失敗するやんか!?」

気持ちを立て直そうと
自分の立っている位置から
会場内にいる他のアシスタントさんたちを
見渡しました。

いまいちど他のアシスタントさんたちと
心をつなげてみたかったのです。

ところが・・・

私の目に飛び込んできた彼らは
見るも無残な姿でした。

私の心の目を通して見た「イメージ映像」を
あえてそのまま書くなら・・・

彼らは土気色をしていて
まるで魂の抜け殻のように力なく
めいめいの場所に立ちつくしていました。

私には彼らが
傷だらけで衣服もボロボロで
顔も身体も戦場の泥と血にまみれた
落ち武者の亡霊のように見えたのです

首から血を流している人もいれば
全身に無数の矢が刺さっている人もいます。
(あ、あくまで
私のイメージです、イメージっっ!)

で、でたっ!落ち武者軍団

ひぃぃぃ~~~

(当時のアシスタントさんたち
ホンマすんません!)

どの落ち武者、もとい、アシスタントさんも
その顔には深い深い絶望と
悲しみの表情が見られました。

ものすんごい悲しげ・・・
けど、やっぱり怖いっっ

かなりビビりながらも心のなかで
思わず自分に問いかけました

「いったい彼らを
こんな無残な姿にしたんは誰っ!?」

って。

すると即

「私やっっっ!」

と直感が返ってきました。

こんなときでも「脳内ひとりボケつっこみ」
さすが大阪人w

そうなんです、私なんです。

私が彼らを悲しくて無残な落ち武者に
してしまったのです。

いいえ、彼らだけではありません。

今回のヒーリングワークで起きた
数々の”怪奇現象”(え?)も
私自身が引き起こしたものだったのです。

私なりの推理ではありますが
種明かししていきましょう☆

前回お話ししたように私は

「ちゃんとしないと、しっかりしないと
みんなから責められる!」

と極度に怖がっていました。

そして、失敗しないように
落ち度を見せないように
必死で完璧を装っていました。

ビクビクしていましたし
ピリピリもしていました。

みなさんも
経験されたことはないでしょうか?

すぐそばに1人
ピリピリしている人がいたりすると
なぜだか自分までもが
ピリピリ、イライラしてしまう
なんてこと。

心理学ではこういう現象を
「共鳴」と言うんですが、今回のワークでも
この共鳴が起こったようです。

私が極度にピリピリしていたので、まず
それに他のアシスタントさんたちが共鳴し

さらに
私やアシスタントさんたちのピリピリに
参加者さんたちが共鳴し

結果ワーク会場全体が
ピリピリムードになってしまった
ということなのでしょう。

もともとアシスタントさんたちはみな

「今回のワークを素敵なものにしたい!」

「そのためにも
リーダーを支えていきたい!」

という強い想いを
持ってくれていたように思います。

そして、前日までの準備の段階でもみな
ことあるごとに

「何か力になれることがあれば言ってね」

と声をかけてくれました。

ところが私は

「隙を見せれば周りはみな、私を責める」

と無意識に怖がっていましたから
みんなからのそんな申し出にも
弱さを見せまいとして

「いいえ、大丈夫、すべて順調やし☆」

とオートマチックに
強がって見せていたように思うんですね。

この私の態度は、アシスタントさんたちには

「いいえ、結構。間に合ってます」

もっと極端に言うなら

「アンタの助けなんか要らんわ」

というメッセージとして
伝わってしまっていた可能性があります。

アシスタントさんたちにしてみれば

なんか私の出る幕ないなあ・・・

って感じですよね。

私、必要とされてないんかなあ?

って思うかもしれませんよね。

もともと意気込み十分だったぶん
余計にそう感じたかもしれません。

もちろん、ワークでの仕事を
ぜ~んぶ私ひとりですることは不可能なので
アシスタントさんたちに
いろいろとお願いはしてました。

でも、弱みを見せないようにしていた私は
そんなときでも

「助けてもらえるかなあ?」

ではなく

「あなたの役割はコレに決まったから
コレをやって」

という頼みかたをしていたように思います。

「これがアンタの仕事やねんから
やってよね」

って。

頼まれるほうとしてはなんだか
モチベーション下がりませんか?

「ワークのため、リーダーのため
役に立ち”たい”から」ではなく

「役割だから、仕事だから
”やらなきゃいけない”から」で動くのって

仮に役目を果たしても
「役に立った~☆」という充実感は
感じにくいですよね。

だって、役割だから、仕事だから
”やって当然”なんですもの。

また、アシスタントさんたちを
アテにしようとしなかったくせに
失敗を極端に恐れていた私は

「チョンボをしたら
参加者さんたちやトレーナーに怒られるから
チョンボせんようにちゃんとやってや!」

というプレッシャーだけは
必要以上に彼らにかけていたでしょう。

アシスタントさんたちにしてみれば
やりがいも充実感も感じられない
ただ、ただ、義務感とプレッシャーに
追われるばかり・・・

考えただけでしんどくなりますね^^;

当然、しんどさやプレッシャーで
アシスタントさんたちの
表情も動きも硬くなりますし
笑顔だってなくなります。

「失敗は許されない」
というプレッシャーから、ビビって
参加者さんたちをリードできなくなっても
無理はありません。

かたや参加者さんたちは
共鳴によってピリピリしていました。

ピリピリして気が立ってるときって
ご機嫌なときなら
大目に見てあげられるようなことでも
無性に攻撃したくなりませんか?

普段はさほど辛口でない参加者さんたちが
人が変わったように
クレームを言いだしたのは、もしかしたら
そういうことも
原因だったのかもしれません。

で、参加者さんたちからのクレームに
アシスタントさんたちは
ますます追いつめられ、しんどくなり・・・

あんなに意気込み十分だった彼らが
あの温和なトレーナーを激怒させるほどに
ダラけてしまったのも、それぐらい
極度の緊張でクタクタになっていた
ということなのでしょう。

彼らは
ものすごく頑張っていたはずなんです。

でもリーダーは心を開いて頼ってくれず
めっちゃやりにくいし

どうしたわけか
思うように力も発揮できへんし

参加者さんからはクレームが出るし
トレーナーからも怒られるし

「役に立ってないし、失敗ばっかりやし
ダメダメや・・・」

と自分を責めていたかもしれません。

プライドも
ズタズタだったかもしれません。

そして、そのクタクタのズタズタが
私の目には
落ち武者の亡霊に見えたのでしょう。

すべては、私がみんなを
「私の弱さを責める存在」と捉え
彼らから自分の身を守ろうと
変な頑張りかたをしたことが
原因だったのです。

当時の私は、ここまでコチャコチャと
考えていたわけではありません。

ただ直感で

「私が自立しすぎたために
周りを傷つけたんだ」

と思っただけなんですけどね。

周りを頼ろうとせず
自分ひとりで全部背負いこんで
強がって完ぺきを装うことが
いかに周りを悲しませ傷つけるか

そんなことは
ここで心理学を学ぶようになってから
何度も聞かされてきたことであり
頭では十分すぎるほどに解っていました。

でも、このとき初めて
心底思い知らされたのです。

「笑いでいっぱいのワークにしたい」

「みんなに笑ってもらいたい」

そう口では言っていたのに、気がつけば私は
自分の保身のためだけにみんなを苦しませる
最悪の”暴君”になっていました。

いいえ、今回のワークに
限ったことではありません。

おそらく私は同じようなことを
これまでの人生でずっと続けてきて
もっともっとたくさんの人たちを
気づかずに傷つけてきたのでしょう。

相方にも
同じことをしてきたんだと思います。

私、サイテーや・・・orz

そう思った瞬間でした。

「痛いよ~~~!痛いよ~~~!」

会場じゅうに
大きな泣き声が響きわたりました。

私が落ち武者軍団に
恐れおののいているあいだも
U字の内側では
セッションが進行していました。

そして、そのセッションで
どういう役だか1人の男性が
ちょうど私の目の前に立っていたんですが
なにやら感情が出てきたようで
まるで転んでケガをした子どものように
激しく泣きだしたのです

その男性は、普段はとても頼りがいのある
立派な大人の男性でした。

でも、そんな彼が
大声で泣きわめいているのです。

大の男が子供のように
大泣きしてしまうくらいに
心がひどく傷つき
ひどく痛んでいたのでしょう。

そのとき私の内面で起きていたこととは
全く関係なく進んでいたセッションで

私とは全く関係のないことで
その男性は泣きわめいていたのでしょうが

その姿は私のなかで
落ち武者軍団と重なりました。

「痛いよ~~~!痛いよ~~~!」

その叫び声は、私の心には痛すぎて
その声に反応するように私もまた
天井を仰いで激しく泣きだしました。

心のなかでこう叫びながら・・・

「ごめんなさい~~~!
ごめんなさい~~~!」

そしてやがてこうも叫んでいました。

「怖いよ~~~!怖いよ~~~!」

このとき私が感じていたのは
今まで身に着けていた鎧も武器も打ち捨てて
両手両足を投げ出し”降参”したような
感覚でした。

ちなみに・・・

怖いときは
怖いんだということを
隠さずにそのまんまコミュニケートして
降参しちゃう

これ、恐れと上手に付き合う
ひとつの方法だったりします☆

たとえば人前で話をするときなど
緊張しているとき

「じつは今ちょっと緊張してます^^;」

とぶっちゃけてしまうと、緊張がほぐれたり

お見合いなどで、緊張したり恥ずかしくて
話が弾まないとき

「なんだかこういうのって
恥ずかしいですね^^;」

なんて相手に言うと
ちょっと場が和んだりってないですか?

「弱さを見せれば周りから責められる」
と恐れてきた私にとって
自分が怖がっているということを
周りに打ち明けることは
負けを認めるに等しく
とてつもなく怖いことだったりします。

でも、これができたとき
不毛で無残で孤独な戦いを
やめることができるのです。

戦いを続けているかぎり、常に

「いつかは負けるんじゃないか」

という恐れがつきまといます。

「周りはみな自分の敵」
とみなしていますから
彼らとのつながりも得られません。

戦いをやめることができれば
恐れはなくなり、周りの人とのつながりも
手に入れることができるのです。

まあ、このときの私は
そんなことを考えたわけではなく
ただただ落ち武者軍団が怖くて
ただただ自分の”過ち”が痛くて
降参せずにはいられなかっただけですがw

こんな感じで
今までの自分が、いかにひどい
リーダーだったかを思い知らされ
ズタズタのボロボロになって3日目終了。
(その意味では私もまた
”落ち武者化”していたかもしれませんねw)

帰宅後の私はそりゃあもう大変でした。

「私はなんて最低やったんや〜〜〜」

「私はリーダー失格や〜〜〜」

「このまんまじゃ
笑えないワークになってしまう〜〜〜」

「明日からどないしたらええんか
分からへん~~~」

なんて、ワークに参加してもいない相方に
わあわあ泣きついて
(相方
さっぱりワケ分からんって感じのまま
ヨシヨシしてくれましたw)

さらに、サブリーダーさん2人に電話をして
夜遅くまで話を聞いてもらい

それでも立ち直れず
自分を責めまくって泣きながら
眠ったのでした^^;
(自分以外の人に
ここまで情けない姿をさらして
自分から泣きついたのは
おそらく人生で初めてかとw)

でも、私がそんな状態にあっても
ワーク4日目の朝は
普通にやってきました。

いつまでも自分を責めていたって
なんにも進まない

泣いてばかりいてもどうしようもない

それは十分に解っていました。

ヒーリングワークは残り2日。

なんとか立て直して、最後はちゃんと
みんなで笑ってワークを終わらせたい。

でも、どうやって・・・???

泣きすぎて目は腫れてるし
これといった得策も思い浮かばないし

「もう行きたくないかも(泣)」

なんてことまで言って

「そんなこと言わんと
頑張っておいでっ☆」

と相方に押し出される感じで
ワーク会場に向かったのでした。

落ち武者軍団にビビって思わず
(心理的な)鎧も武器も
放り出してしまったつるぞの。

強がることもできなくなって
弱々しさがあらわになった私に
はたしてこの状況を
変えることができるのか?

これについてはまた次回☆↓

 

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