目次
2.いっぱい甘えさせてほしい、ヨシヨシしてほしい
彼氏にどっぷり依存したい気持ち
どんな自分もまるごと愛されたい
まるで子どものようにお世話されたい
という強いニーズ(飢餓感にも近いです。)
彼氏に親代わりを求める気持ち
がある、というものです。
1.でご紹介した
「お父さん的な人を求めている」
と重なる部分もありますが、こちらは
「お母さん」を求めているケースのほうが
多いかもしれません。
いっぱい甘えたい
ヨシヨシしてほしい
どんな私も、まるごと愛してほしい
などなど、そこまで大きな依存やニーズを
引き受けられる男性なんて
なかなかいません。
それこそ、親ほどに歳が上だったり
年齢はそれほど上でなくても
すでにパートナーがいて
そちらで鍛えられて
女性の依存やワガママの扱いに
ある程度、慣れている男性だったり
どうしても、そうなってしまうので
好きになったり、お付き合いする男性は
既婚者になる確率が高くなります。
何らかの理由で
親から十分に愛してもらえなかった
と感じていたり
子どものころ、親に
十分に甘えることができなかった
親に対して、十分に
「子ども」をやってこれなかった
という方は、大人になってから
彼氏やパートナーに対して
「いっぱい甘えたい」
「ヨシヨシしてほしい」
「どんな私も無条件に愛してほしい」
といった依存やニーズが強く出るようです。
例えば
お母さんが
貴女に対して非常に厳しかった、とか
ごくごく小さい頃に
お母さんが他界された、とか
お母さんがすごく病弱だったり
何らかの大きな問題を抱えていて
子ども心に気を遣って
甘えないように、ひどく遠慮していた、とか
あと、うちでよくあるケースとしては
兄弟で、大きな病気や問題
障がいなどのある子がいて
お父さんお母さんが、その子のお世話で
大変そうだったから
自分は、お父さんお母さんの負担に
なってはいけない
と思って、ずっと甘えられずに育った、とか
こういう事情のある人は
子どものころ、お父さんお母さんとの関係で
満たされなかった依存やニーズを
大人になってから、彼氏やパートナーに
埋めてもらおうとする傾向があり
これが原因で
不倫に陥ることがあるようです。
これに当てはまる人が
不倫体質から抜けるには
彼氏やパートナーに埋めてもらおうとしている
強い依存やニーズの元になっている
幼少期の親子関係を振り返り
そこに隠れている傷ついた感情を
癒やすことが必要です。
3.外では屈強な私でも、女性として愛されたい
既婚男性とお付き合いする女性というと
世間的には、「愛人」と呼ばれたりもして
オンナを武器に、男にしなだれかかる
あざとい女性
というイメージがあるかもしれません。
だけど、実際に
既婚男性と不倫をしている女性を見ていると
むしろ、普段、外ではすごく自立していて
自分の中のオンナを微塵も出さず
男と肩を並べて、ストイックに頑張っていて
そんじょそこらの人に、そう簡単に
自分の弱みなんて見れられない
そういう女性のほうが、案外多いんです。
男性と、友だちや仲間としては
仲良くできるんだけど
ストイックに自立しているぶん
女性として扱ってもらえない
「○○さんはタフだし、しっかりしてるから
ボクらが助けなくても、大丈夫そうだね〜」
なんて、言われることも多い。。。
まあ、べつに、誰かれなしに
女性として扱われたいとか
助けてほしいとか
思わないから、いいんだけど
でも、そうは言っても
いつもいつも
人に弱みを見せず頑張っていたのでは
ときには、しんどくもなるし
寂しくもなるんですよね。
私だって本当は、弱い自分もいるし
すごく迷ったり、心細くなる自分もいるし
しっかりしていない、ダメな自分もいる
ただそれを、隠してるだけ。
みんなからは
すごく屈強な鉄の女みたいに
見られてるけど
本当は、か弱い女性の私もいて
そんな私のことも
誰かに見つけてほしいし、愛されたい。
しっかり者の、デキる”人間”として
「すごいね」
って言われるばかりじゃなく
不完全で弱くて
危なっかしいところもある
1人の”女性”として
「そんなキミが可愛くて、大好きだよ♡」
って、ときには誰かから言われたい。
ずっと、人に弱みを見せず
ストイックに頑張りつづけている女性は
こういうニーズが、強くなりがちです。
そして
「こんなに屈強で女っぽさのない私の中にも
か弱いオンナの部分を見つけて
そこを優しく包み込んで
愛してくれる男性がほしい」
と、そういう男性を求めます。
だけど
そんな彼女の屈強な鎧に臆することなく
果敢にぶち破り
彼女のオンナの部分に到達して
それを抱きしめて愛せる男性となると
そこそこ成熟して、心に余裕のある人
あるいは、よほど女性慣れしている人
に絞られてしまいます。
そうなると、どうしても
うんと歳上だったり
(そうなると、その歳まで
独身のまま残っている確率は、低くなる)
他の女性との関わりの中で
自分のニーズは満たされていて
余裕がある人だったり
(つまり既に、誰か女性がいる)
歴代彼女やパートナーによって
かなり鍛えられてきた結果
自立女性の屈強な鎧に慣れている
(でも、今でもそういう女性がいる
可能性が高くなる)
あるいは、結構な遊び人
(これは論外ですね)
にしか、惹かれなくなっちゃいます。
このために
既婚、あるいは、彼女持ちの男性と
付き合う確率が高くなり
不倫になる可能性も高くなります。
こういう理由で不倫をしてしまう女性の場合
ふだん外で
ストイックに頑張ってしまっている
人に弱みを見せられない
女性としての自分を誰にも見せられない
という、ここを変えることが
不倫から抜け出すカギになります。
で、なんでそんなに
ストイックに頑張ってしまってるのか
なんで、人に弱みを見せられないのか
なんで、女性としての自分を
誰にも見せないようにしているのか
その原因としては
自分のオンナの部分に
自信がない、あるいは、嫌悪感がある
自分の不完全さや弱さの部分を
嫌っている
そして
そんな不完全で弱い自分のままで
愛される自信がない
つまり
セクシャリティへの抵抗
自己愛の欠如
罪悪感
完ぺき主義
などが、挙げられます。
ですから
これらを癒やして解消することが
不倫から抜け出すには、必要となります。
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