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オス化女子つるぞの【25】大型マンションの販売センターで結婚を誓いました!?

どろぼうに入られて
激しく落ち込んでいたのも束の間

小さなミラクルの連続で
変なテンションになり

保険金と貯金を合わせても
100万円にしかならないのに

「マンションの頭金になるや~~~ん♪」

というミラクルな誤解に陥ってしまった
私、つるぞの。

このシリーズ全話のリストは、こちら↓

冷静な頭では起こり得なかった
この大きな誤解が
次の大きな大きなミラクルを引き寄せます☆

今日は、私の人生のブレイクスルーとなった
大きなミラクルのお話・・・

年が明けて、2006年1月のある休日

私は相方とふたりで
自宅最寄駅近くに建設中のマンションの
販売センターに行きました。

それは、1000戸規模の
大型分譲マンション。

共用棟に、スチームサウナ付きの大浴場や
リラクゼーションスペースなどの
温浴施設が作られる、というのが
大きな売りになっていました。

私も、この温浴施設に魅かれて
前々から、このマンションに住むことに
憧れていたんです。

でも、私の収入では
なかなか手が届かないなあって感じで

憧れは憧れのまんまで終わるものと
思われました。

ところが、今回はからずも
頭金になるまとまったお金ができたので
(誤解ですがw)

私は喜び勇んで、しぶる相方を伴い
モデルルームを見に来たんです。

大画面スクリーンを使っての
物件のプレゼンテーションや
モデルルームを見てまわった後
テーブルがたくさん並ぶ広間に入りました。

どうやらここで、購入についての相談などを
受け付けているようです。

正直まだその日は
どんなものか見るだけのつもりでした。

でも、流れに沿って歩いていったら
この部屋にたどりついたわけで。

「あ、今日はそんなつもりじゃ・・・」

と、まごまごしているうちに
販売会社の担当者さんが出てこられて
空いたテーブルへと案内してくれました。

こうなったら、せっかくだし
相談してみるか☆

ということで、私たちも席に着きました。

広間の壁に設置された大きなボードには
ずらっと部屋番号が書かれていて
売約済みの番号は
赤で塗りつぶされています。

かなりの人気のようで
建設中にもかかわらず
半分以上が売約済みでした。

さっそく担当者さんに
私が狙っている部屋のタイプを告げ
頭金として用意できる金額も伝えました。

すると担当者さんは
間髪いれずにこう言ったんです

「その金額では、諸費用だけで消えて
頭金にはなりませんねえ」

うう・・・

考えたら、そうやわ・・・

横にいた相方も
このとき初めて金額を聞いたので

「そりゃあ、あかんわ」

と、呆れ顔^^;

私は、ここでようやく
自分が陥っていたミラクルな誤解に気づき
恥ずかしくて
顔から火が出そうになりました。

だからと言って、せっかくここまで来て
あっさり帰るわけにもいきません。

相談だけならタダなんだから
とことん聞こうじゃないですか☆

ってことで

「頭金なしでは、ムリですか?」

と尋ねたところ、担当者さんは

「そういうわけではありませんよ。

収入は、どれくらいですか?」

と訊いてきました。

そこで、私の収入を伝えたところ
彼は電卓をたたき、ウ〜ンとうなった後で

「ちょっとそれでは
銀行の審査を通ることは
難しいかもしれませんねえ」

とのこと。

はあ~、そうですかあ~orz

そういうことなら
諦めるしかないですねえ~・・・

と、私がお尻を上げかけたそのとき

「俺の収入を合わせても、ムリなん?」

なんと!?

さっきまで隣でおとなしくしていた相方が
言うではありませんか!?

じつは彼
温浴施設付きのマンションということでは
ビビっと来なかったようなのですが
(なので、販売センターには
渋々ついてきたという感じでした。)

実際にモデルルームを見て
部屋の造りそのものが
かなり気に入ったようなのです。

担当者さんは、相方の年収を訊き
また電卓をたたきました。

「ええ、銀行にもよると思いますが
それなら通ると思いますよ☆」

うお~~~

やった~~~!

「ただし・・・」

喜びかけた私たちに
担当者さんが言いました

「おふたりが一緒にお住まいになって
ローンもおふたりで、ということなら
銀行側は条件として
”ちゃんと籍を入れてください”
って言うと思いますよ」

あ、そうか。

私と相方は、互いに顔を見合わせました。

そして次の瞬間、どちらからともなく

「じゃあ、そういうことで☆」

と言ったのです

そんなかたちで私たちは
結婚を誓い合ったのでした

まあ、なんとも、呆気ないというか
味気ないというか
^^;

そして、先ほどの大きなボードを見るかぎり
私が希望するタイプの部屋では
6階の一室が
かろうじて残っているようでした。

なので、その部屋の購入を希望したのですが
なにせ、このマンションは、超人気の物件。

私が希望した部屋も
ほかに希望者がすでに2組いて
別の日に抽選で
誰が購入できるか決められる
とのことでした。

ここでちょっと、テンションが下がります。

だって、私も相方も
くじ運悪いんですよね~

ああ、結局、ここまできて
やっぱり手に入らないのか・・・orz

と、凹みかけたとき、担当者さんが
小声で言いました

「あの・・・まだ売られていない部屋は
すべて抽選なのですが

いちど売約済みになって
その後キャンセルになった部屋については
抽選ではなく早いもの勝ちになるんです」

ふ~ん、そうなんだ~

「で、じつは、希望された部屋の
真下に当たる5階のお部屋が
ちょうどキャンセルになったばかりで
今なら間違いなく、購入できますよ☆」

え?そ、そうなの!?

「ご希望の階より1つ下になりますが
かまわなければ・・・」

いやいや、かまいません、かまいませんっ

6階も5階も
大して変わりませんやんっっ

というわけで、私たちは
最も苦手とする抽選も
はからずも免れることができました。

さて、あとは住宅ローンの審査です。

これが通らなければ
買うことはできません。

翌日さっそく
担当者さんから指示された資料を
販売センターにファックスで送り
銀行の審査にまわしてもらうことに
なりました。

頭金なしだと、相方と収入を合わせても
確実に審査を通るという保証はなかったので
私はドキドキしていました。

仕事もそっちのけで、資料をかき集め
ファックスで送る準備をしていたとき
電話が鳴りました。

またもや、うちの母からでした。

何の用件だったか忘れましたが
このとき母にも
マンションのことを話したのです。

すると・・・

「アンタっ!
そのマンション、絶対買いなさいっ!」

(いや、だから今、そのために・・・)

「頭金は、お母さんが出したるっっ!」

え、え~~~!?

うちの母がここまで喰いついたのには
理由がありました。

じつはこのマンション
共用棟に温浴施設だけでなく
託児所も入る予定だったんです。

私はまだ、子どもを産むかどうか
分かりませんでしたから
(まだ、子どもを持つことに
恐れも抵抗もありました。)
そこには無関心だったんですが

母に託児所のことを話したら
母はそこに、ものすごく惹かれたようです。

「アンタっ!
その託児所付きのマンション買って
子どもを産みなさいっっ!」

・・・・・・

子どもを産むかどうかは、置いておいて

そんなこんなで、はからずも
またもや母の援助を
受けられることになりました。

この母の援助のおかげで
住宅ローンの審査も
文句なしに通ることができたのです☆

というわけで私は
憧れのマンションと結婚の両方を
いっぺんに手に入れることになりました。

幸せな結婚のために乗り越えるべき
心理的な課題は
いまだに解決されないまま
残っていました。

でも、8年でしょうか、9年でしょうか
もう分からなくなりましたが

長いあいだ、同棲を続け
前にも後ろにも進めずにいた私たちにとって

今回のことは、とても大きな一歩だったに
違いありません。

どろぼうに入られたことがきっかけで
こんなことになるなんて
誰が予想できたでしょうか?

「なあんだ、結局つるぞのは
偶然の出来事で、幸せになっただけかよ」

と、がっかりなさった貴女☆

確かに、どろぼうに入られたことも
その後の数々のミラクルも
たまたまのことだったのかもしれません。

でも、思えば、どろぼうに入られた後って
そんな良いことばかり
起きていたわけではないはずなんです。

気に入らないこと、嫌なことだって
あったはずなんです。

でも私は、良いことばかりに目を向け
反応していました。

どろぼうに入られて
気が滅入っていたのですから
むしろ、嫌なことばかりに目が向いても
おかしくありませんよね。

そして、もしもここで
悪いことばかりに目を向けていたなら

変にテンションが上がることも
なかったでしょうし

結果、あんなミラクルな誤解も
起きなかったでしょう。

あの誤解がなければ、もちろん

喜び勇んでマンションを見に行ったりも
しなかったでしょうし

そうなると、マンション購入も結婚も
あり得なかったのです。

はからずも
良いことばかりに目を向けられたからこそ
あの大きなミラクルを
引き寄せることができたんだと思います。

ということは、今回の件での
いちばんのミラクルは

どろぼうに入られるという
どうみても災難としか思えない出来事に
遭ったにもかかわらず

そのあと、良いことばかりに
目を向けることができたという

そのこと自体なのかもしれません。

では、なぜ私は、あのとき
あの純白の雪でさえ
忌々しく感じてしまうくらい
最悪な気分だったのに
良いことだけに目を向けるということが
できたのでしょうか?

もともと私は、そんなことができるほど
ポジティブ思考の人間ではありません。

むしろ、超ネガティブな人間です。

なのに、なぜ?

もちろん、たまたま
どろぼう被害に遭ったショックで
おかしくなっただけかもしれませんが

あえて、他に理由を挙げるとしたら
それは、あの

大きいコミットメント
小さいコミットメント

なのではないかな、と思います。

以前私は
大きいコミットメントと
小さいコミットメントを
3分に1回という頻度で、1ヶ月ほどのあいだ
頭の中で繰り返していました。(第19話

大きいコミットメントは
「相方と結婚します!」

小さいコミットメントは
「恩恵を受け取ります!」

でしたね☆

この大きいコミットメントの効果で
私は無意識のうちに
結婚のチャンスのあるほう、あるほうに
進んでいった、とも考えられますが

それよりも
小さいコミットメントの効果と考えるほうが
私としては、比較的
現実的に感じられるのです。

「恩恵を受け取ります!」
というコミットメントを
繰り返していたおかげで

私は、無意識のうちに
ものごとの良い面、つまり恩恵の部分に
目を向けられるように
なっていたのかもしれません。

もしそうだとすれば
コミットメント、恐るべし です。

まあ、考えすぎかもしれないんですけどねw

自分の周りに起こる出来事を
私たちが選んだりコントロールすることは
不可能なのかもしれません。

でも、すべてのものごとには
良い面と悪い面があり
そのどちらに目を向けるのか

つまり、自分の周りに起こった出来事を
貴女にとっての”幸運の種”にするのか
”不幸の材料”にするのか

その選択は、私たちの自由です。

たぶん神様は、よほど遊び心があるのか
いたずら好きなのか

はたまた、私たちを試しているのか
あるいは、底意地が悪い(笑)のでしょう。

だって、ラッキーやチャンスを
プレゼントしてくれるときでも

一目で、素敵なプレゼントだと分かるような
ラッピングや贈り方ではなく

一見災難に見える出来事の中に巧みに隠して
私たちに見つけさせる

ということを
たびたびやってくれるのですから。

私の場合、神様は
プレゼンテーターであるサンタさん役に
どろぼうさんを起用するという
普通では考えられないことを
やってくれましたw

ちなみに、ずいぶん後に判ったのですが
このどろぼうさん
中国の福建省から来たのだそうです。

普通、サンタさんの故郷はフィンランドって
決まってるじゃないですか、ねえ~w

いま貴女が直面している問題や災難の中にも
神様は、素敵なプレゼントを隠していて

貴女がそれを見つけるのを、今か今かと
待っているのかもしれません。

そして、貴女がそのプレゼントを
見つけることができたとき、貴女の人生は
今とは全く違ったものに
なるのかもしれませんよ☆

・・・と、なんだか
ハッピーエンドなトーンになってますが
つるぞのの”癒やしの旅”は
終わったわけではありませんw

このシリーズは、まだまだ続きます☆↓

 

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