今まで、就寝前のひととき
布団に横になって読んでいたのは
法律や登記に関する本ばかりだったのが
心理学に関する本に変わりました。
もっとも最初は
「私は、ジャンヌ・ダルクの生まれ変わり」
と言う、あの知的障がいの女性の
心の中の出来事を理解するため
あくまで、「仕事のため」でした。
このシリーズ全話のリストは、こちら↓
でも、今まであまり
慣れ親しんでこなかったジャンルの本なので
なかなかすんなりと理解できません。
なるべく具体的に
イメージし、理解するために
本に書かれていることを
自分の心にあてはめながら
読み進めていきました。
そうするうちに
「どうやら、今の私の状況は
ヤバいらしい・・・」
と、気づいてしまったのです。
（今まで気づいてなかったんかい！？
と、そっちで驚かれる方も
多いかもですがｗ）
日常的に感じていた閉塞感、倦怠感
漠然とした死の誘惑
これって私、相当疲れてるってことやん！？
しかも、本を読みはじめてから
あらためて相方を見てみると
彼も心なしか、昔よりも疲れてるというか
ショボくれて見えるし。。。
もしかして今の状態って
彼も幸せじゃないってことなんちゃうん？
それにそれに、そういえば、うちら
気がついたら２年近く
セックスしてないし・・・
（今まで気づいてなかったんかいっっ！？）
これって、いわゆる
（ってか、いわゆらなくても）
セックスレス！？
あかんっ！
特に問題ないしって思ってたけど
ホンマは、問題だらけやんっっ ！？
え～～～！？
これ、どうしたらええのん～～～！？
という感じで、やがて私は
仕事のためではなく
自分の問題の解決方法を知りたくて
自分のために、さらに心理学の本を
読みあさるようになったのです。
ひきつづき
本の内容を、自分の心にあてはめ
今の問題の原因となっている
自分の心の痛みをさぐり
その痛みのルーツをつきとめるため
過去の傷ついた経験や生い立ちにいたるまで
自分でほじくりかえしました。
これが地獄のはじまりでした。。。
本を読みながら、自分の傷を
グチャグチャとえぐり、ほじくったので
心の深いところに封印されていた
いろんな感情が
いっぺんに出てきてしまったのです！？
問題のルーツは、なんとなく
つきとめることができた
でも、そこから出てきた痛い感情を
どう処理したらいいのか、分からない。
喩えるなら
全くの素人が、医学書を見ながら
自分の身体を切り刻み、内臓を取り出して
病変も見つけることができた
でも、そのあと、その病変をどう処置して
そして、どうやって内臓を元どおりにして
縫合すればいいのか、分からない
というのと、同じです。
そして私は、自分の身体から取り出した
内臓をちらかしたまんま
にっちもさっちもいかなくなって
「わあ～～～ん、どないしよ～～～！？」
という状態になってしまいました。
想像すると、これはホラーですね＾＾；
で、自分ではどうすることもできなくなって
心理カウンセリングのスクールに
通うようになりました。
それにしても
今まであんなに
いろんな問題を抱えながら
自分に問題があることに
気づかなかったなんて
いま思えば
「もっと、はよ気づけよっっ！」
って感じですよね＾＾；
でもね
私はずっと思ってたんです
人生、ちょっとくらい、しんどくて当たり前
ラクして幸せに、なんてありえない
それは、怠け者の考え方だ
って。
だから
「しんどいな」「辛いな」って思っても
「人生、それで当たり前」
「これくらいで辛くなるのは
自分に我慢が足りないからだ」
「自分に頑張りが足りないからだ」
と思い
もっともっと頑張らなきゃ！
って、さらに自分を奮いたたせてました。
これって
走り続けて、力尽きて、倒れた人に
さらに「もっと走れ！」って
ムチ打ってるようなものですよね。
あのとき、さらに頑張っていたとしたら
私は、本当に
ヤバいことになっていたと思います。
当時の私は、そのことを
全く自覚していなかったんですけどね。
このときになって
ようやく問題に気づいた私のことを
「今さらかよっっ！？」
と、ツッコまれた貴女
そんな貴女にも
思い当たるところはないですか？
日々の生活のなかで
「なんだか、うまくいかないなあ」
「なんだか、しんどいなあ」
「辛いなあ」
って感じながらも
「それぐらい、普通なんだ」
「私に我慢が足りないだけなんだ」
「私の頑張りが足りないだけなんだ」
と、さらに頑張ろうとしていませんか？
現実を見てみてください
貴女の頑張りが足りようが足りなかろうが
実際問題として
本当に、それ以上頑張れますか？
仮に、まだなんとか頑張れるとしても
それって、あとどれくらいですか？
そうやって頑張ったとして
どこかで本当に
ラクになれるのでしょうか？
結局
延々と頑張らないといけないことになって
ずっと、しんどい人生になっちゃうのでは
ありませんか？
本当に、それでいいですか？
もし、もっとラクに
幸せになれるのだとしたら
そのほうがいいと思いませんか？
「そんなの、虫がよすぎる！ありえない！」
私もそう思っていました。
でも、なれるんですよ
もっとラクに、幸せに。
だから、もし貴女にも
思い当たるところがあるのであれば
ご自分にムチを打ちつづけることをやめて
ご相談いただきたいな～って思います。
お話を戻します☆
こんな経緯で、自分の問題に気づき
自分の心の痛みをえぐりだした私は
これらを何とか変えたいと
これから、”癒やしの道”を
七転八倒しながら進むことになります。
まるで、長くて細いパイプの中を
出口も見えないまま、延々と這い進むような
閉塞感と絶望感に満ちた
今までの人生から脱け出したい
同棲を７年近くも続けながら
結婚に踏み切れず
喧嘩はないけれども、ラブラブな感じもない
そんな、パートナーシップでの膠着状態から
脱け出したい
セックスレスも乗り越えたい
１人の男と１人の女として
相方ともう１歩、近づきたい
ラブラブになりたい
結婚もしたい
相方と２人で、ラクに、幸せになりたい
・・・そんな想いを胸に
私がどんな道をたどって
女の幸せを手に入れることになるのか？
それはまた、次のお話で☆↓
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