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オス化女子つるぞの【15】二日酔いの温泉パークで結婚を想いました!?

「ヤドカリ事件」から約1年後、私は
司法書士事務所を独立開業しました。

それまで住んでいた
ワンルームマンションから
2LDKのマンションに引っ越し
洋室を事務所スペースに利用しての
自宅兼事務所です。

もちろんカレも
一緒に引っ越しました。

あ、もうすでにカレが
今の旦那であることを明かしているので
これからは「カレ」ではなく
「相方」(え?)と呼ばせてもらいますね☆

ふだん旦那のことを
そのように呼んでいるのでw

前回のお話はこちら↓

このシリーズ全話のリストはこちら↓

前回お話ししたように
自立どうしの2人だったわけですが
このころの私たちがどんな生活を
送っていたかというと・・・

2人とも平日は夜10時すぎまで働き
夜中に相方が帰ってきてから
一緒に食事を摂り、食事中の2人の会話は
仕事の話ばかりでした。

就寝のために和室リビングに
布団は敷くものの、2人ともすぐには寝ず

相方はプレステ2でゲームに没頭し

私は布団に寝転んで読書・・・
これまた仕事関係の本でした。

休日はというと
相方は近所のパチンコ屋に出かけ

私は朝出かける相方を
布団の中から見送った後、二度寝し

たいていそのまま相方が帰ってくる夜まで
泥のように眠りました。

どうですか、こんな生活?

いま思えば殺伐としてますね^^;

ただでさえツインターボな
自立どうしの2人でしたが
独立開業したとたんに私は
さらに自立の度合いを増したようです。

独立開業すれば固定給ではなくなります。

自分が仕事を取ってこなければ
食べていけません。

でも開業したとたんにワンサカ仕事が
入ってくるはずもなく、最初の3年くらいは
将来への不安がつきまとったものです。

預金口座の残高が底をつきかけて

「もうこれ以上続けられないかも」

というくらいの危機に直面したことも
何度かありました。

お客さんとのトラブルなども全部
自分で解決しなければなりません。

仕事での不安やストレスは
たまる一方でした。

でも私はそんなときでも
相方に愚痴を言ったり
弱音を吐いたりすることは
ほとんどありませんでした。

「私の事務所なんだから
なんとかできるのは私しかいない」

「愚痴を言ったところで
状況が変わるわけじゃないし」

そう思ってたんですね。

しかも自宅兼事務所だったので
仕事とプライベートの切り替えが難しく
(ただでさえ切り替えが下手な
私でしたし。。。)

四六時中
仕事のことばかり考えている状態が
続きました。

1人のときも相方と一緒にいるときも
頭のなかは仕事のことばかり。

それってしんどいだけでなく
相方との関係も
マンネリ化してきちゃいますよね。

そんな生活を私たちは
3年ほど続けました。

3年経つと仕事のほうは
何とか軌道に乗ってきました。

軌道に乗ってきたら乗ってきたで
尋常じゃない仕事量を自分一人でこなすため
どんどん
オーバーワークになっていきました。

当時私は自分のことを
「回し車の中で走りつづけるハムスター」
のように感じていました。

走れば走るほど
回し車はますます速く回り

それに合わせて
さらに速く走らなければならなくなって

どこまで行っても休めない・・・

そんな感じだったんですね。

相方との関係も

同棲を始めて約5年
喧嘩もあまりしなくなったし
お互い好きに生活できているし

ある意味安定してはいましたが

それ以上に進展する様子は
見られませんでした。

考えれば当たり前なんですけどね。

だって付き合い始めた当初から私は
結婚するつもりはありませんでしたし

相方もそんな私の意向を知っていたうえに
いちど離婚しているせいもあって
結婚しようなんて言いませんでしたから。

仕事もパートナーシップも・・・

「このまんまの状態が
延々と続くのかなあ・・・」

そう考えると
まるで長い長い細いパイプの中を
出口も見えないまま
延々と這い進んでいるような
閉塞感と絶望感に襲われたりもしました。

そのうちに

「こんなのが人生なら
今すぐに終わっても
大して惜しくないかも・・・」

という、強烈ではないけれど漠然とした
”死の誘惑”が
私をときどき襲うようになりました。

当時の私はそんな状態でした。

ところで先日ある方から

「今までの男性と比べると
あまりパッとしない人のようなのに
なぜそんなカレと
結婚しようと思ったんですか?」

というご質問をいただきました。

確かに確かにw

今まで付き合った男性たちと比べたら

イケメンでもないしオシャレでもないし

頭は悪くはないけど
キレるという感じでもないし

アクティブでもないし
地味でパッとしない人だと思います。

他の読者のみなさんも
この方と同じような疑問を
持たれているかもしれませんね。

恋愛ドラマでもそうですが

「なんでこのヒロインは
こんなしょうもない男がいいのかしら?」

なんて思ってたら
続きを観ようというモチベーションが
上がりませんよね?

「こんなに素敵な男性との恋なら
ぜひ成就してほしい!」

って思ってこそ
夢中でドラマの続きに喰いつくもの。

このシリーズもそうであってほしい

なので今日は
私が相方と結婚したいと思う
きっかけとなった出来事について
お話ししたいと思います☆

死の誘惑がチラつくようになったころ
私たちは、南紀白浜に
一泊のダイビング旅行に出かけました。

南紀白浜に
Tさんというおっちゃんがいます。

平日は普通に会社勤めをされていて
週末だけ
自宅の庭に建てたコテージに客を泊め
ダイビングのガイドをされているという
変わり種のおっちゃんです。

私たちは数ヶ月に一度
このおっちゃんのところで
ダイビングを楽しんでいました。

ところがこのとき
海の状態は最悪でした。

白浜に着いた初日は
海が大荒れで船が出せず
ダイビングは断念。

その代わりおっちゃんの車で
ドライブに連れていってもらい
夜はコテージでクエ鍋をつつきながらの
飲み会となりました。

料理があんまり美味しいのと
旅行に来たという解放感から
私たちはついつい飲みすぎてしまいました。

相方は早々にダウンし
私は夜中に何度も
トイレで吐いたほどです
^^;

翌朝も2人とも
二日酔いが残っていました。

海はやっぱり大荒れ
潜れる状態ではありません。

まあ、私たち2人も
まともに潜れる状態では
ありませんでしたけどねw

というわけで
ダイビング旅行に来たはずなのに
ダイビングは断念せざるをえませんでした。

そこでおっちゃんは

「僕は今日家で1つ
片付けないといけない仕事があるから
キミたち2人で
温泉パークに行っておいでよ」

と言って私たちを車で
温泉パークに送ってくれました。

私たちは2人とも二日酔いで
いっそコテージで、何もせず
寝ていたいくらいだったんですけどねw

でもせっかく白浜にきたんだから
寝てばっかりでも
もったいないじゃないですか。

なのでヘロヘロの身体にムチ打って
温泉パークをまわりました。

温泉に浸かってアルコールが抜けたのか
少しは身体が
楽になったような気もしました。

ひととおりまわり終わって

「そろそろ帰ろうか」

ということになったんです。

おっちゃんからは

「帰るときは電話してくれたら
迎えにいくよ」

って言ってもらってたんですけどね

おっちゃん、たぶん今ごろ
家で仕事してるでしょ。

それに私も相方も
人を頼るのが超苦手・・・。

結局おっちゃんには電話せず
かと言ってタクシーもバスも見当たらず
「歩いても帰れそうだし」
ってことで歩いて帰ることにしました。

脚力には自信のある二人
・・・でしたが
なにせ二日酔いでフラフラで、しかも
予想以上に長い道のりで(汗)

最初は「大丈夫だよねえ☆」なんて
ちょっぴり強がった笑顔も見せながら
歩いていたんですが

やがて身体も足も重くなり
極度の疲労から笑顔も会話もなくなり

2人ともうつむき加減で
無言でトボトボと歩きつづけました。

でも、それでもたどりつきません。

そのうちこれまで続けてきた
頑張りも強がりも利かなくなって
私は半べそをかいていました。

「つらい」

「しんどい」

そんなことを言うたところで
それで何かが変わるわけやないんやから
だったらこんな愚痴や弱音は
吐かへんほうがマシ。

今までそんなふうに思っていたのに
そうも言っていられなくなって
何が変わるわけでもないのに
「つらい」「しんどい」って
何度も何度も言っていました。

今まで付き合ってきた男性や
もっと昔に父に
こんなことを言っていたならきっと

「そんなん言うたってしょうがないやろ

そんなこと言うてる暇があったら
頑張って歩きなさい!」

って叱られていたことでしょう。

でも相方はちょっと違ってたんですね。

「そやな、しんどいな、つらいな」

そう言って私の泣きたい気持ちを
受け止めてくれました。

受け止めながらも流されることなく

「でも頑張ろう」

と励ましてもくれました。

今までの私は、泣きたいくらい辛くても
泣くのを我慢して頑張る
という頑張りかたばかりをしてきました。

でもこのとき
泣きごとを垂れ流しながら(笑)頑張る
泣きながら頑張る、という頑張りかたを
初めて知ったのです。

「しんどい」「つらい」を吐き出して
相方に受け止めてもらうことで
わずかではありましたが
私は元気になった気がしました。

だからその後彼から
「でも頑張ろう」と言われても素直に
「そうだ頑張ろう」
という気持ちになれたのです。

逆に弱音を吐くのを我慢して
黙々と歩きつづけていたなら
途中で限界に達して
一歩も歩けなくなった気がします。

でも、彼に「つらいな、しんどいな」と
辛さを共有してもらいながら歩いたおかげで
トボトボではあったけれど
途中で限界に達することなく
おっちゃんの家に
たどり着くことができました。

道のりの最後あたりには
そうやって彼と2人
「つらいな」「しんどいな」って言いながら
手をつないで歩いている時間が
とても愛おしく感じられたほどでした。

そして思ったんですね

「この人となら結婚したいなあ」

って。

確かに地味でパッとしない人なんですが
彼には私の弱さも受け止められるくらいの
本当の強さと優しさがあるんですね。

ご納得いただけたでしょうか?

これからのお話を
読んでいただくモチベーションも
少しは上がったでしょうか?笑

というわけで最後に
その相方のイメージを
絵にしてみました☆↓

す、すんません!すんません!
ホンっマ、すんません!
(誰に何について
謝っているのでしょうか?)

やっぱり絵心ゼロです、はい

でもうちの息子のたっくんに
「コレだあれだ?」って見せたら

「お父しゃ~~~ん☆」

って即答だったので
似てるのは似てると思います。

あ、いつも
こんなコスチュームを
着てるわけではないです。

あくまで私の中のイメージで!
(どんなイメージやねん?)

というわけで、かえって

「なんでこんな人と
結婚するのん???」

と、みなさんの疑問を
強化させてしまったかもしれませんねえ
。。

このことで
この後のお話を読まれる
みなさんのモチベーションが
下がってしまわないことを
切に祈っております
。。。

でもね、これだけは言えます☆

私にとって相方はまぎれもなく
この世でいちばん
「良いオトコ」なのです☆

どんだけはたから見て地味だろうが
服の趣味が絶望的に悪かろうが
原始人だろうが
耳毛ボーボーだろうが、です。
(余計にイメージ下げてない?)

パートナーって
そういうもんなんですよね。

でも結婚までの道のりは険しく
まだまだ続くのでした
〜。

次回に続きます☆↓

 

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