目次
6.「許されない恋」という刺激がたまらない
「やっちゃダメ」
って言われていることを、やっちゃう
やったらアカンって思っていても
タブーを侵すときの
あのスリルや、秘密な感じ
そして、このとき感じる罪悪感でさえも
不快なはずなのに
同時にどこかで快感もあって
すごく刺激的だったりしませんか?
人によっては
その強い刺激が、まるで麻薬のように
クセになることがあるようです。
お日さまの下で堂々と手を繋いで歩ける
なんの後ろ暗さも障害もない
ヘルシーな恋愛もいいのだけど
なんだか、物足りなく感じる。。。
親からも友人からも、世間からも
咎められるだろうとは分かっていても
「許されない恋」
「障害のある恋」
「秘密の関係」
に、ドキドキする。。。
周りから禁止されればされるほど
2人の間に障害があればあるほど
罪悪感の、毒のような刺激を
感じれば感じるほど
痛いし、辛いんだけど
その痛みが、なにか愛おしくて
クセになる。。。
そして
相手への気持ちは、ますます燃え上がる
不倫関係につきまとう
「許されない恋」という刺激がたまらない
そんな理由から
不倫に走ってしまう人や
不倫をなかなかやめられない人も
多いようです。
頭では
「不倫はダメだし、幸せな結婚がしたければ
独身の男性を選ぶほうがいいに決まってる」
って分かってはいるんですけどね
心のほうは
この後ろ暗い、毒のような刺激に惹かれて
不倫の恋に、無意識のうちに
吸い寄せられるんですね。
特に
日ごろストイックに頑張りすぎていたり
自分を押し殺して、我慢するのが
クセになっている人は
感情や感覚が麻痺しているので
強い刺激を求めて
不倫などの、後ろ暗い、障害の多い恋に
走ってしまいやすいです。
もともと罪悪感が強い人
自分をいつも嫌って、責めている人も
こういう恋愛に走りやすいです。
なぜなら、これまでずっと
自分を嫌って、責めている状態に
慣れ親しんできたので
誰からも責められない
自分でも自分を責めようがない
平穏で、ヘルシーで、楽ちんな恋愛では
なんだか落ち着かないし
刺激が物足りないように
感じてしまいますから。
普段から
濃い味のものばかり食べている人が
薄味のヘルシーな食事に変えると
どうしても、物足りなく感じて
つい、塩をいっぱい足してしまう
というのと同じですね。
つまり
「”許されない恋”という刺激が
たまらない」
という理由から不倫に走ってしまうのは
ストイックすぎたり
我慢ばかりしていたり
罪悪感が強すぎる
といったことが原因です。
ですから
こういう理由で不倫をしてしまう方は
日ごろのストイックさや我慢グセ
強すぎる罪悪感
を緩めることに取り組むのが
不倫から抜け出す近道になりますよ。
7.「2番目」が、なんだか心地いい
自分が一番に大切にされること
自分がスポットライトを浴びること
一番欲しいものを、手に入れてしまうこと
すごく嬉しいことのはずなのに
心の深いところで
それを躊躇してしまう
すごく怖がっている
避けたがっている
自分に禁止してしまっている
そういう人も、案外いるんです。
そして、これが理由で
不倫に走ってしまうケースも
少なくないようです。
まあね
不倫だと、立場的にも
奥さんの次、つまり2番目だし
現実的にも
カレとデートするにも
奥さんや家庭の予定のほうが優先されて
貴女は後まわし、2番目です。
「キミだけを愛してる!!」
とはならないし
(そういうことを言う男性もいますが
奥さんと離婚もしないで、よく言うよ
と思います。)
「彼氏できたのよ!!」
と、周りにおおっぴらに言えないし
貴女のささやかな幸せも、2人の関係も
隠しつづけることになるので
貴女がスポットライトを浴びることは
ありません。
いっぱい愛されたいし
幸せな結婚もしたいし
温かい家庭も築きたい
だけど、今の不倫の関係を続けても
それらが手に入ることは
おそらくないんだろうな
って、容易に予想はつきます。
そう考えると、不倫って
すご〜く割に合わず
残念な関係のはずなんだけど
一方で
「でも、これくらいの感じが
私は落ち着くのよね。。。」
って、感じてたりもしませんか?
それは、なぜなのか?
ここにも、いろんな原因があります。
昔はすごく可愛がられていたり
すごくデキる子で注目されていたけど
そのことで、友だちや兄弟
あるいは、お母さんから
(「え、お母さん!?」
って思われるかもだけど
意外とあるあるです。)
ひどく嫉妬されて、攻撃されて
嫌な思いをしたことのある人は
「嫉妬されることへの恐れ」が原因で
1番になれないし
スポットライトも当たらない
不倫に落ち着いてしまう可能性が
あります。
また
なんらかの理由で罪悪感の強い人は
「私は悪い人間」と思っているので
「そんな悪い私が
一番大切に扱われるとか
欲しいものを手に入れちゃうとか
みんなに注目されるとか
そんなのは、けしからん!!」
ということで
(あくまで無意識レベルで
思ってることですが)
不倫に身を投じてしまう可能性が
あります。
あと、これは、うちでは
よくうかがうケースなんですが
子どものころ
兄弟が重病だったり、問題を抱えていて
お父さんお母さんが、そのお世話で
大変そうに見えていたために
「このうえ、自分までもが
お父さんお母さんの
負担になってはいけない」
と子ども心に思って、遠慮して
甘えたり、駄々を捏ねたりせず
いつもその兄弟に先を譲って
自分を後回しにしていた
「2番手」に徹してきた
という方は、大人になってからも
この立ち位置がクセになってしまって
大好きな人にとっての「2番手」
つまり
不倫の関係に落ち着きやすい傾向が
あるようです。
ですから
「2番目が落ち着く」という理由で
不倫をしてしまう、やめられない人は
嫉妬されたり攻撃されて傷ついた
過去の感情や
強すぎる罪悪感
お父さんお母さんとの関係
を癒やしていくことが
不倫体質から抜け出すカギになります。
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