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オス化女子つるぞの【20】大人の女性になるには”ちち”離れが必要なのです(前編)

”癒やしの旅”をスタートしてから
半年になるかならな
いかぐらいの頃に
私は、新たな課題と
直面することになりました。

このシリーズ全話のリストは、こちら↓

当時は、カウンセリングスクールの
ヒーリングワークに、毎月1回のペースで
参加していました。

このころから、受講中に
ものすごく痛い感情がたくさん出てきて

激しく落ち込み
ワークショップが終了しても
そこから浮上できず

その後何日間もそれをひきずってしまう
というしんどい状態になることが
続いたのです。

ヒーリングワークというのは
100人規模のグループセラピーの
ワークショップです。

特定の誰かをフォーカスパーソンに選び

その人が、いま抱えている問題や悩みを
みんなの前でシェアし

トレーナーが、その人のための
セッションを行ない

他の人たちは、そのセッションを見ながら
自分の中に出てくるいろんな感情と向き合い

フォーカスパーソンも、他の人たちも
一緒に癒やされていく、というものでした。

ヒーリングワークでは
いろんなテーマを扱ったセッションが
行なわれますが

”父親との癒着を手放す”というテーマの
セッションが行なわれるたびに

私の中からものすごい痛い感情が出てきて
ワ~!ギャ~!ピ~
の阿鼻叫喚状態になったんです。

確かに私は
幼いころはお父さん子でした。

でも、大きくなるにつれ
父をけむたく感じるようになり
このころの私はむしろ
父を嫌っていました。

なのに
”父親との癒着を手放す”セッションで
抵抗が出てくるなんて???

そもそも
私が父を嫌うようになったのは

自分の価値観や
主義主張ばかり押しつけてきて

私がそれに合わないことをすると
人間失格とまで言わんばかりの勢いで
責めたり、否定したりする

父のそんなところが
しんどかったからです。

でも、それって

「私の考えや想いも
ちょっとは認めてほしい」

「父のコピーではなく
父とは異なる人格としての私も
愛してほしい」

という想いがあったから
責められたり否定されたりすると辛かった
ということなんでしょう。

そして、どうでもいい相手なら
「認めてほしい」とか
「愛してほしい」なんて
思いませんよね。

父が大好きだったから
そんな父に自分のことを
「認めてほしい」「愛してほしい」
と思ったのでしょう。

つまり、私が父を嫌う気持ちは
父を強く慕う気持ちの
裏返しだったようです。

現に私は、父を嫌っていたくせに
何かを決めたり判断したりするときには

「父だったら
どうするのが正しいと言うだろう?」

「どのように動けば
父は認めてくれるだろう?」

ということを基準に考えていることが
多々ありました。

つまり、いまだに私は

父に愛されるには
父に認められるには
どうふるまえばよいのか

という視点で
自分の行動や人生を選択する傾向が
あったんです。

父を嫌っているように見えて
じつは父にベッチャリ癒着していました。

だから
”父親との癒着を手放す”セッションを見ると
まるで自分が父を見捨てるような感じがして

「見捨てる私って、悪い子~~~!」

「そんな悪い子が、自分だけ幸せになるなんて
ダメ~~~!」

という感情が出てきたり
逆に、自分が父に
見捨てられるような感じがして

「お父さん、見捨てんといて~~~!」

「やっぱり愛してくれへんのね~~~!」

「さびしいよ~~~!」

という感情が出てきたりして、結果

「手放すなんて
イヤ~~~
!ムリ~~~!」

ワ~!ギャ~!ピ~!

って、なってしまったんです。

だいたい、なんでそこまで痛い思いをして
父親との癒着を手放さんとあかんねん?

って思われるかもしれませんが
私の場合
手放さんとあかんかったんですね~。

お父さん子だった私にとって
いちばん大好きな人
いちばん愛してほしい人
それは、父でした。

「親父なんて大嫌い」になった大人の私も
先ほどご説明したように
心の深いところでは
いちばん大好きな人
いちばん愛してほしい人は
父だったのでしょう。

でも、本来、大人の女性が
「いちばん大好き~♡」となるのは
彼氏だったり、旦那さんだったり
するはずですよね。

もちろん私も、心の表面では
彼氏がいちばん大好きだったんですよ。

でも、心の深いところでは
父と彼氏がごっちゃになってたようです。

先ほど
「父に愛されるには」どうふるまえばよいか
という視点から
自分の行動や人生を選択する傾向があった
と書きましたが

以前、超自立男性と付き合っていたとき
私は

「司法書士じゃないと、彼の嫁になれない」

と思っていました。

おかしいんですよね。

だって彼、いちども
「司法書士のキミと結婚したいんだ」
なんて言わなかったんですから。

なのに私
彼に愛されるには、司法書士として
バリバリ働いていなければいけない
って思って、頑張ってました。

いま思えば、えらくピント外れな努力です。

そういえば私の父は
ずっと私に言ってました

「女性も
仕事がバリバリ出来ないといけない」

「お前は司法書士に向いてるから
司法書士になりなさい」

って。

そう・・・私は

「彼氏に愛されるには・・・」

と考えているつもりが、じつは

「父に愛されるには・・・」

と考えていたのです。

私の中で彼氏と父が
コチャコチャになってたんですね。

そして、コチャコチャになっていたせいで
彼氏に対して
「父にしてほしかったこと」を
無意識に求めることも、多々ありました。

ありのままの私を愛してほしい

いっぱい甘えさせてほしい

自分の頑張りを認めてほしい、などなど

父にしてほしかったけれど
十分にしてもらえなかった
と感じていることは、たくさんありました。

それを全部、彼氏に求めたのですから
彼氏としては
たまったものではありません。

歴代の彼氏から
「キミは重たすぎる・・・」
と言われたのには
そんな理由もあったのかもしれません。

また
いつまでも父の子どもであること、それが
父に愛されるコツであり親孝行だと
思っていたところもありました。

私が、いつまでも子どもっぽさが抜けず
大人になりきれなかったのには
そんなことも関係していたのでしょう。

しかも、うちの父は
大人の女性が大嫌いでした。

そんな父に愛されるには
大人の女性になってはいけないんだと
私が心の深いところで思っていたとしたら
大人にもなれないし
女性にもなれませんよね。

そして、大人の女性がすることといえば
セックスですが
このセックスに対しても、抵抗が出て当然
ということになりませんか?

そう考えると、私が当時
セックスレスの問題に直面していたことも
納得がいきます。

私が”初体験”を経験した夜
当時の彼氏と2人
余韻に浸りながらベッドで眠っているときに

「部屋に、えらい剣幕で
父が乗り込んでくる!」

という夢を見ました。

いま思えば
父との癒着と
私の中のセックスへの抵抗との関係を
如実に表している気がします。

こんな感じで、父との癒着は
私の恋愛やセックスに
いろんなかたちで影響していたようです。

だから手放す必要があったんですね。

でも

「はい、そうですか
じゃあ手放しましょう☆」

ってなことには、ならないんですよ~。

先ほどお話ししたように
無理に手放そうとしても
いろんな抵抗が出てきて
ワ~!ギャ~!ピ~!
ってなっちゃいますから。

しかも、このワ~!ギャ~!ピ~!は
ヒーリングワークのセッション中だけでなく
”ある男性”との関係においても
出てくるようになりました。

その男性とは・・・?
(ややっっ!?ここへきて
新しい彼氏か、はたまた浮気か!?)

そして、手放しを
もっと上手にするコツとは・・・?

予想外に長くなってしまったので
この続きは、後編ということで☆↓

 

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