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オス化女子つるぞの【7】つる子の部屋~大破局から約1年後のつるぞのにお話をうかがいました?~

4年付き合って
結婚も見えてきていた相手と
破局してしまったつるぞの。

このシリーズ全話のリストは、こちら↓

このあとの私は
人が変わったように仕事に没頭しました。

失恋の痛手と向き合いたくなかった
というのもありましたが

「カレの海外転勤で
仕事を辞めないといけなくなるかも」

という不安要素がなくなったため
心おきなく仕事に打ち込めるようになった

というのもありました。

毎日、早朝から深夜まで働きました。

他の人が尻込みするような厄介な仕事も
積極的に引き受けました。

自分の仕事に自信とポリシーを持ち
筋の通らないことをいう
お客さん(ごっついおっちゃんとか)と
喧嘩をしてしまえるくらい強くなりました。

そんな頑張りの甲斐あって
事務所の所長から信頼され
名指しで仕事を振ってもらえるようになり
ますます仕事の量は増えました。

気がつけば、土日も
仕事をするようになっていました。

今思えば、当時の私は
完全にオトコでしたねw

さて、このときの私が
どんなことを考えていたのか
今日は趣向を変えて
対談形式でお伝えしていきましょう☆

現在のつるぞの(以下、Aとします。)が

大破局から約1年後の
自分(以下、Bとします。)を招いて

今の心境と今後の方針を語ってもらう

題して、「つる子の部屋」ですw

.。o○.。o○.。o○.。o○

A:「どうも、みなさん、こんにちは。

つる子の部屋のお時間が
やってまいりました。

今日は、大破局から約1年後の
ほしの(私の旧姓です。)さんに
お越しいただいて
お話をうかがってまいりたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。」

B:「よろしく~☆」

A:「で、さっそくだけど、どうなの?

失恋からは、もう立ち直れたの?」

B:「ええ、おかげさまで、もう大丈夫☆」

A:「今回は、4年も付き合って
結婚まで考えてたのに、ダメだったのねえ。

かなり落ち込んだんじゃない?」

B:「まあね~、別れた直後は
ものすごくショックだったわ。

でも、私には
司法書士の仕事があったから」

A:「でも、しばらくは
仕事どころじゃなかったでしょう?」

B:「いいえ~、次の日からバリバリ
働いてましたよ~☆」

A:「うそでしょう!?

昔は、失恋したら食事も喉を通らなくなって
何日も家に引きこもってた人なのに?」

B:「まともに考えて
落ち込んだりなんかしたら痛すぎるけど
仕事に打ち込んだおかげで
あんまり考えずに済んだって感じよ~w」

A:「あ~、つまり
仕事に逃げたわけね、アナタ」

B:「嫌な言い方するわねえ・・・
まあ、そうかもしれないけど」

A:「で、どうなの?
カレのことは、スッキリさっぱり
忘れられそう?」

B:「まだ、ときどき思い出されて
胃がキリキリ痛むこともあるけど。

まあ、でも、大丈夫よ。」

A:「え、それって結局
一年近く経っても
まだひきずってるってことじゃないの?」

B:「うるさいなあ(ーーメ)

もうちょっと時間が経てば
マシになってくるわよ」

A:「オトコを失った痛みは
オトコで癒やせってことで
誰か新しいヒト、見つける気はないの?」

B:「そりゃあ、そういう人がいたら
付き合いたいわ。

でも、もう、軽く浅くでいいって感じ」

A:「え?どうして?」

B:「だって、あんまり深くかかわると
また寂しくなったり辛くなったりして
振りまわされちゃうでしょ。

それって、仕事の邪魔にもなるし。」

A:「軽く浅く、ってことは、結婚は?」

B:「もういいわ」

A:「え、結婚しないの!?」

B:「だって、別れたカレって
本当にステキだったのよ。

それがダメになってしまって。

もう、あそこまでステキな人には
出逢えないわ、きっと。

それに、これだけ頑張っても
ダメになってしまうってことは、私
きっと結婚に向いてないんだと思うの。」

A:「まあまあ、大失恋した後だから
どうしてもそんなふうに
思ってしまうんだろうけど。

だいたい、アナタ
今まで勉強や仕事にがんばってきたのは
大好きな人に
愛されるためだったんじゃないの?

大好きな人に愛されて
幸せな結婚をすることが目標で
そのための仕事だったんじゃないの?」

B:「そうよ。
仕事がバリバリできるステキな女性になれば
ステキな男性に愛される
って思ってたんだもの。

でも、もういいの。

オトコから愛されることに
自分の幸せを見出そうとするのは
もうやめるわ。

オトコなんて結局
私よりも仕事を優先させて
私や私の人生なんて
大事にしてくれないもの。

だいたい、幸せな結婚って、それ自体
無理がある気がしてきたの。

結婚ってなると、オンナは
オトコの都合で仕事を辞めさせられたり
自分の人生を犠牲にさせられるでしょ。

そんなの、私は嫌。

私から仕事を取り上げたら
何が残るっていうの?

仕事辞めるなんて
人間辞めろって言われてるようなもんよ。」

A:「アナタも小さい頃は
お嫁さんになるのが夢だ
って言ってたのにねえ〜」

B:「む、昔の話でしょ、それは!?

とにかく、オトコの都合で
人生を振りまわされるくらいなら
結婚なんて、しないほうがマシ!

結婚の先に、オンナの幸せなんて
ないのよ!」

A:「言うわねえ、アナタも・・・

なら、これからの人生
何に幸せを求めるの?」

B:「仕事に決まってるでしょ。
仕事は、私を裏切らないもの。

私が仕事を愛して頑張れば
頑張ったぶんだけ、仕事のほうも
私を認めて、愛してくれるわ。」

A:「でも、アナタ
仕事とセックスはできないわよ」

B:「バカ!
なにをくだらないことを言ってるの!?

私が求めてるのは
そんなことよりももっと高尚なものよ!」

A:「あら、ごめんなさい。

でもアナタ、寂しくない?」

B:「そりゃあ
寂しくなるときもあるわよ。

だから、そういうときのために
一応、彼氏はつくろうと思ってるわよ」

A:「軽く浅く?」

B:「そう。

でも、もうこれ以上
恋愛に振りまわされるのも嫌だし
仕事に集中したいから
オトコ選びの基準は変えるつもりよ☆」

A:「え、どんなふうに?」

B:「今までは、私の好みって
頭が良くて仕事もできて
頼りがいのある人だったでしょ。

で、そういう人を相手に選んできたんだけど
そういう人って、結局、仕事優先で
私のことは大事にしてくれないし
主導権を向こうに握られてしまって
私は振りまわされるばっかり。

だから、こんどは、頭悪くても
仕事できなくても、頼りなくてもいいの。

私を大事にしてくれて
私の言うことを聞いてくれる人
仕事の邪魔にならない人だったら
それでいいの。

もう私、自分で生計を立てていくし
自分で自分を守っていけるくらい
強くなれそうだから
彼氏が仕事できなくっても
頼りなくっても、いいのよ。

これからは、私のほうが
主導権を握っていくわ☆」

A:「なんだか
都合のいいオトコって感じね・・・

でも、そんな人を、本当に愛せるの?」

B:「胸がキュンとなるようなことは
ないでしょうけど、まあ一緒にいたら
少しずつ愛着はわいてくるんじゃないの?」

A:「愛着って・・・そんなのでいいの?」

B:「もう、いいの。

それ以上望んでも、現実には無理でしょ。」

A:「で、結婚はしないのね?」

B:「まあ、無理に追いかける気はないわ」

A:「でも、年齢を重ねていくにつれて
周りはどんどん結婚していくし
お付き合いしてくれる相手も
少なくなってくるんじゃないの?」

B:「まあ、まだ先の話でしょ」

A:「でも、考えてみて。

そのまんまいったら、老後は孤独よ」

B:「そんな先のこと
今は考える余裕ないわ。

今はとにかく仕事だから」

A:「本当にそれで、いま幸せ?」

B:「幸せよ。

仕事は充実してるし
お給料もどんどん増えてきて
お金に不自由しないようになってきたし
将来、独立開業するっていう夢もあるし。」

A:「でも、その夢が叶ったときに
そばで一緒に喜んでくれる人はいる?」

B:「まあ、お父さんは
喜んでくれるんじゃないの?」

A:「お父さんって・・・

人生のパートナーは?」

B:「ああ、それはいないかもね」

A:「本当に、それでいいの?」

B:「いいわよ、それで・・・」

A:「本当に、それで幸せ?」

B:「うるさいなあ!

じゃあ、どうしろっていうのよ!?

オトコはアテにできないんだから
私ひとりで頑張るしかないでしょ!?」

A:「あら、ごめんなさい。

私ったら、また余計なことを・・・。

でもアナタ、そうやって頑張りすぎてるから
生理だって最近止まってるでしょ。

大丈夫なの?」

B:「確かに、止まって数ヶ月になるけど
大丈夫よ、たぶん」

A:「仕事バリバリ頑張って
どんどん強くなって、生理まで止まるなんて
アナタ、本当に
オトコになってきてるんじゃないの?

あらアナタ!

そこ、髭が生えてるわよ!」

B:「え!?どこ!?どこ!?」

A:「あら、冗談よ。」

B:「・・・・・・」

.。o○.。o○.。o○.。o○

どうですか、このBさん?

ちょっとイタくないですか?

でも、当時の私は
こういう生き方でいいと思っていました。

いや、こういう生き方でいいと思おうと
努めていた、と言うべきでしょうか。

だって
こういう生き方しか
自分には残されていない
と思ってましたから。

対談のあいだ、たびたびBさん
怒ってましたね~。

実際、当時の私は、24時間
眉間にしわを寄せて怒ってる状態でした。
(怒らない状態に戻ってはじめて
このことに気づいたのですが。)

怒っていないと
何かべつの感情が噴き出してしまいそうで
怒ることで、我慢というか
頑張っていたんだと思います。

さあ、そうこうしているうちに
また新しい彼氏ができます。

でも、その相手は
この対談で話していたように
これまでとは全く違うタイプの男性でした。

そんな相手と、果たしてうまくいくのか?

次回に続きます☆↓

 

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