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オス化女子つるぞの【44】結婚式の前にお葬式をやっちゃいました!?

思わぬ流れで兄貴に背中を押され
幸せになることを自分に許せた
ワタクシ、つるぞの。

このシリーズ全話のリストは、こちら↓

パスポートも手配できたし
罪悪感も癒やされたし
もはや結婚への準備は完ぺき☆

と、思っていたんですが、その翌日私は
カウンセリングルームを訪れました。

まだ兄貴に背中を押される前
微妙なしんどさを感じていたときに
面談カウンセリングを予約してたんです。

まさか、その面談カウンセリングの前日に
あんなかたちで
しんどさから脱け出せるなんて
思っていませんでしたから・・・。

もう、面談カウンセリング受ける必要
ないやん?

そう思ったんですけどね。

でもまあ、当日キャンセルとなると
キャンセル料取られますやん。

キャンセルしてお金取られるくらいなら
予定どおりカウンセリング
受けたほうがいいと思い
とりあえず受けることにしました。

そして
「もう解決できたんだけどなあ」
と思いながらも、とりあえず
しんどかったここ数日のことを
カウンセラーさんに話しはじめたのです。

すでに解決できたはずなのに
あらためて話してみると、やっぱり
いろんな感情が出てきました。

「どういうことなんや・・・?」

と思いながら、涙を垂れ流して
話しつづけました。

そして、ひととおり話し終えたところで
前半戦終了。

10分ほどの休憩をはさみ
後半戦に入りました。

今の私に必要なセラピーを
カウンセラーさんが
やってくれることになったのですが
セラピーを始める際に、彼は
驚くべき言葉を口にしたのです。

「お葬式をしましょう☆」

ええっ!お葬式っ!?

いやいやっっ

私、こう見えても
半月後に結婚を控えてる
花嫁さんですねんっ!

だから、死ぬ気ありませんからっっ

驚きのあまり埴輪みたいな顔をしていた私に
そのカウンセラーさんは
こんなことを説明してくれました。

癒やしの旅を始めてからの約1年半、私は
ものすごい速さで、癒やしのプロセスを
進んできたようです。

でも、あんまりペースが速すぎて
心の深いところというか、感覚が
それについていけておらず、いまだに
癒やされるまえの古い自分の感情や感覚を
ひきずっているようだ
ということでした。

ほら、ものすんごい過激な
ジェットコースターに乗ったとき

身体は、ジェットコースターとともに
落下してるのに

あまりのスピードに、魂だけ
身体から抜けて、後ろに残るような感覚
感じることありませんか?

たぶん、あんな感じです。

で、私がちゃんと
幸せをつかむための仕上げとして
この、ついていけていない部分を
今の「新しい私」の状態に
追いつかせてあげる必要がある
ということなんですね。

そして、そのために

「古い自分に、死んでもらいましょう」

ということらしいです。

つまり、お葬式はお葬式でも
私の心のなかに残っている
古い私のお葬式です。

ほうほう、なるほど~~~☆

と、私の顔が
埴輪顔から納得顔に変わったところで
セラピーは始まりました。

セラピーでは
リラックスした状態で目を閉じ
イメージワークをします。

このとき私がイメージしたのは
けっこう大きなセレモニーホール。

正面奥には、私の遺影と、白い棺桶。

蓋の開いた棺桶には、私自身が
安らかな表情で横たわっていました。

思いのほか、たくさんの人が
葬儀に参列していましたねえ。

カウンセラーさんから
「誰が参列していますか?」
と訊かれ、彼らを見渡しましたが・・・

なんと!?分からんっ!

どの人も、誰なんだか、さっぱり分からん!

誰?誰なん?この人ら???

ぜんっぜん知らん人たちに見守られるなか
唯一見知った親父(笑)が
怒りに口を震わせながら
弔辞を読んでいました。

これは、正直意外でしたねえ。

私が死んだら親父が悲しむって
私、なんだかんだ言うて
どこかで分かってるんですねえ。

しかし、あの参列者たち
なんなんでしょう?

知らん人ばっかりって
私の無意識の何を表してるんでしょう?

このあたり、カウンセラーさんからは
何も説明なかったんですわ
^^;

さて、セラピーはまだ続きます。

お葬式が終わって出棺。

私の遺体は
お花がいっぱい咲いている丘に
埋葬しました。

穴を掘って、棺桶を入れ、最後に
棺桶のなかの自分自身に
かけてあげたい言葉をかけて
(確か、「今まで、しんどかったなあ」とか
「もう、苦しまなくていいよ」みたいなこと
言ってたかなあ?)

周りに咲いているお花もいっぱい
棺桶に入れてあげました。

すると、私の遺体は、光の塊になり
地中を脱け出し、天国の神様のもとに
帰っていきました。

そして、天国で新しい命となった私は
ふたたび地上に産み落とされるのですが
このあたりは記憶があんまり残ってなくて
詳しくお伝えできないんです

スンマセン^^;

でもまあ、こんな感じで
古い私は、無事にご臨終~

アーメン、南無阿弥陀仏、チ~~~ン

それから約半月後・・・

相方と私を乗せた飛行機が
関西国際空港を飛び立ちました。

とうとう私たちは
結婚式&ハネムーンのため
ハワイに向かったのです。

離陸した機内から地上を見下ろしながら
私は、不思議な感覚に襲われていました。

なにかまるで、自分がこの世に別れを告げ
天国に召されていくような
そんな感覚でした。

そう、あのときのセラピーでイメージした
古い自分が光になって
天国に帰っていくシーン

あれが再現されたかのような
感じがしたのです。

「はあ~、とうとうお別れなんやな~・・」

今までのいろんな思い出が、走馬灯のように
心のなかを通り過ぎていきます。

人が死ぬ間際って、こんな感じで
いろんな思い出が次々と
通り過ぎていくんですかね?

しんどいこともいっぱいあったけど
今となっては愛おしいというか
感慨深いというか・・・。

何か、胸がいっぱいになるのを感じながら
私は、心のなかでこう言ったのでした

「さようなら、今までの私☆」

あ、なんか
しんみりまとまっちゃいましたが
まだ最終回ではございませんw

次回はいよいよ、もともと私が
すんごく書きたいと思っていたお話。

これを書きたいがために、長いあいだ
このシリーズを書いてきたようなものでw

というわけで、次回もお楽しみに☆↓

 

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