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オス化女子つるぞの【12】ヤドカリにちょん切られたのは親指ではなく○○○でした!?

グアムでヤドカリに親指を挟まれ

「やっぱりカレが大好き
カレを大切にしたい」

という自分の気持ちに
気づかされたことがきっかけで

私の言動はごく自然に変化していきました。

このシリーズ全話のリストはこちら↓

残業で遅くなるときは
カレがしびれを切らすより前に
ちゃんと連絡をするようになりました。

飲み会などに参加するときも
事前にカレに相談するようになりました。

もっともそんなことは
前からやってたんですけどね

同じことをしているようでも
じつは全く違ったのです。

というのも今までは
カレに連絡したり相談したりしながらも

「だって仕事が大事なんやから
残業で遅くなって何が悪いねん」

とか

「飲み会にいくかどうかなんて
私の自由やんか」

とか

「なんでアンタに
とやかく言われんとあかんねん」

とか、そういう気持ちが私の中にあったので

「何が悪いねん」

っていう開き直りというか威嚇というか
そんな攻撃的なものが、
言葉の端々に出ていたと思うんです。

でもヤドカリに挟まれてからは

「カレだって寂しいって思うよね」

とカレの気持ちにも意識がいくようになり

「遅くなってゴメンね」

という思いやりの気持ちや

「飲み会行ってもいいかなあ?」

と純粋にカレの意見に耳を傾ける姿勢が

私の言葉や姿勢に
顕れるようになった気がします。

残業や飲み会の頻度も
わずかですが減りました。

あんなに
仕事命!飲み会大好き!
だったのに、です。

べつにカレのために
やりたい仕事、行きたい飲み会を我慢した
というわけではありません。

これまでだって
ちょっと回数を減らすぐらい
べつによかったんです、本当は。

でも過去の恋愛で
さんざん男に振りまわされた嫌気から

「もう二度と男に縛られたり
振りまわされたりするもんか!」

という強い想いが私にはありました。

そして

「ここでちょっとでも折れて
回数を減らしたりしたら
カレの干渉がどんどんエスカレートして
私はまた以前のように
縛られたり振りまわされたり
するんじゃないか?」

という恐れがあったんです。

さらに私には

「何をしようと私の自由。
他人に干渉されるいわれはないわ!」

という考えがあり
この自分の考えが正しい
と思っていました。

自分が正しいのに
どうして折れなければいけないのか
折れたら負けたことになる
自分が間違っていたと認めることになる
そう思っていたんです。

だからぜったい折れるもんか
残業や飲み会の回数も
ぜったいに減らすもんか
って意地になってました。

でも、自分はカレのことが大好きなんだ
カレを大切にしたいんだ
カレと仲良くやっていきたいんだ
という自分の気持ちに気づいてからは

「カレが喜ぶんなら
カレと仲良くやっていけるんなら
自分の意地とか正しさなんて
どうでもええやん」

と思えるようになっていったのです。

すると
もともと恐れや意地さえなければ
ちょっとくらい回数を減らしたって
べつによかったわけですから

特に我慢をするでもなく
残業や飲み会の回数を
減らすことができました。

気持ちが変わると
本当に自然に無理せず
言動って変わるものなんだなあ
って思います☆

そしてパートナーの片方が変化すると
もう片方もこれに呼応するように
変化するようです。

カレのほうも変化しはじめました。

自分の気持ちを受け容れてくれている

自分のことを思いやってくれている

自分のほうを向いてくれている

という安心感が
感じられるようになったせいでしょうか

あまりやいやい言わなくなったのです。

今まであんなに

「まだ仕事って
いつになったら帰るねん!?」

「また飲み会にいくんか!?」

と、私が何をするにも何処へいくにも
不満たらたらな態度を見せていたカレが

「残業?そっか、仕事なら仕方ないやん。
頑張って」

「飲み会?楽しんどいで。
遅くなるんやったら帰りは気ぃつけてな」

と、寛容な態度に変わっていったのです

さらに素敵な変化がありました。

それは、私が自分の楽しみを
カレと分かち合おうと
するようになったことです。

大学時代に始めた
スキューバダイビング

就職してからも続けていました。

仕事は死ぬほど忙しかったけれど
たま~の休みには
海に潜るのが私の楽しみでした。

カレと付き合うようになってからも
貴重な休みをカレと過ごすのではなく
ダイビングに使っていたんです。
(今思えばこれはちょっと・・・
ですね^^;)

束縛したがるカレのことですから
もちろんダイビングに出かける私のことも
ものすごく不機嫌な顔で見送ってました。

でも私は
カレをダイビングの世界にひきずりこんで
一緒に潜りにいくようになったのです。

カレ、あんまり
アクティブな人ではないんですけどね
いちど体験ダイビングに連れていったら
すっかり海に魅せられて
ハマってしまいましたよw

ダイビング以外でも
これまで一人で出かけていた場所や
楽しんでいたものに、可能なかぎり
カレを引っ張り込むようになりました。

おかげでカレが寂しいと感じることは
ずいぶんとなくなったようです☆

こうして、2人のあいだに長く続いていた
”戦争”は終わり、平和が訪れました。

人間関係において
互いのやり方の違いや価値観の違いから
対立が生じることってよくありますよね。

そんなとき私たちはつい
自分の主張が正しいのだ
ということを証明したくて
そして相手に自分の正しさを認めさせたくて

相手のことが大好きだったことなんか
すっかり忘れ

相手の間違いを指摘したり
弱さを責めたりして

徹底的にやっつけようとしちゃいませんか?

でもその戦いの先には
何が待っているのでしょう?

もちろん
相手と戦いたくないからと
自分の気持ちに蓋をして
我慢ばかりしていたのでは
辛くなっちゃいます。

でもだからと言って
相手を徹底的にやっつけて
完全勝利を収めたとしても・・・

たとえば戦争で
相手国からこっぴどく爆撃を受けて
すっかり焼け野原になってしまった敗戦国。

仮に戦争の原因となった非が
100パーセントこちらにあって
相手国が全く正しかったとしても

敗戦国の国民は
自分の国を焼き尽くされた
自分の家族を殺されたという
遺恨や敗北感のほうが強くて

「そんな正しい相手国、好きだわ~~~♡」

とは思いにくいですよね。

人と人との対立も同じです。

仮に相手が貴女の正しさを認め
自分の間違いを認めたとしても
自分のことをこてんぱんにやっつけた
貴女のことを

「そんなキミが好きだ~~~♡」

なんて思いにくいのです。

貴女の完全勝利によって
相手の心に生まれるのは
貴女への愛ではなく
罪悪感、敗北感、遺恨
なのかもしれないんです。

しかも貴女の心もまた
相手を愛しづらくなります。

相手を完全に打ち負かしてしまうと
相手にときめかなくなってしまう
というお話は、以前、しましたよね。
第8話

貴女が完全勝利を収めたとしても
相手とラブラブにはなりづらいのです。

そもそも相手だって
負けたくないって頑張りますから
どちらかが完全勝利というかたちで
決着がつくことってなかなかないのでは?
とも思うんです。

ということは、両者一歩も譲らず
戦いは延々と続くことになりませんか?

そうなると、どちらもやがて
クタクタのボロボロになりますよね。

パートナーとそんなふうになりたくて
お付き合いをする人って
いないと思うんです。

誰だって本当は
パートナーと愛しあって
仲良くしたいのではないでしょうか?

貴女がパートナーとのあいだで
欲しかったもの、それは
「愛」であり「ラブラブな関係」のはず。

そしてそれらは
いま貴女とパートナーとのあいだで
繰り広げられている戦いを
延々と続けることや完全勝利することでは
手に入りません。

私のようにパートナーとのあいだに
”仁義なき戦い”が勃発してしまった場合
ふたたび愛と平和を取り戻すには

「本当は自分はこの人が大好きなんだ」

「本当は自分はこの人と
ラブラブになりたいんだ」

というように、自分の中の愛やビジョンを
再確認することが大切です。

まあ、さんざん喧嘩をしていると
意地とか反発心などもあって
相手を愛してるなんてことを認めようにも

「ケッタクソ悪い!」

という、ものすんごい抵抗が
出てきたりするものなんですけどね
^^;

でも、意地や反発心のせいで
本当に欲しいものを取り逃がして

「こんなつもりじゃなかった〜」

なんてことにならないためにも
ここを乗り越えてほしいな、と思います。

そして、今までしがみついてきた
ご自身の正しさではなく
ご自分の中の「大好き」
「ラブラブになりたい」
を選択してくださいね。

・・・と、心理学の理論にしたがえば
そういうことになるのですが、当時の私には
そんな知識なんて全くありませんでした。

ただヤドカリに
親指をちぎられそうになるという
ミラクル(?)のおかげで、はからずも
これを実行することができたのです。

あのとき
ヤドカリがちょん切ってくれたのは
私の親指ではなく
私が長らくしがみついていた
”自分の正しさ”だったのかもしれません☆

私のことを知りすぎている方たちは
タイトルの○○○を見て

「オ○ンチン!」

と直感したことでしょうwww

でもここでは
オ○ンチンではないんですね、残念でした
w

私の(心理的な)オ○ンチンを
ちょん切る話をさせていただくのは
もう少し先になりますので・・・☆

話が少しそれましたね。

かくして愛と平和を取り戻した私たち。

どこへいくにも手をつないでいました。

ダイビングのときも
手をつないで潜っていたくらいw

どんどん親密になって
まるで家族のようになっていきました。

そのこと自体は
すごくいいことなんでしょうけれど・・・

のちのち
「まるで家族のように」親密になったことが
或る問題の一因となっていきます。

自分の”オンナ”が大嫌いで
弱音を吐いたり甘えたりすることも嫌って
自立しすぎる、というところも
依然として残ったまんまでした。

このこともまた
その問題を助長することになります。

というわけで、まだまだ続きます☆↓

 

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