いよいよ今回が、最終話です。
前回のお話は、こちら↓
このシリーズ全話のリストは、こちら↓
もともと、ことの始まりは
「ハワイでの感動体験を、書きたい!」
と思ったことにありました。
ハワイで、ポリネシアの島々のダンスを観て
「男は男のまんまで
女は女のまんまで・・・」
ということを想い、感動しまくったことを
みなさんにお伝えしたかったんです。
でも、前回のお話でも書きましたが、この
「男は男のまんまで、女は女のまんまで」
なんてことは、多くの人にとっては
ごく当たり前のことなのかもしれません。
だから、このお話だけを書いても
「つるぞの、なんでそんな当たり前のことで
感動しまくってるねん?」
と、みなさんご理解いただけないのでは
と思ったのです。
ハワイでの感動を、みなさんに
真に理解していただくには
私が、そんな当たり前のことにすら
感動してしまうくらいに
「女は女のまんまで」が
当たり前でない人生を、生きてきたんだ
ということを、まずお伝えする必要がある
と考えました。
それで
「じゃあ、前振りとして
2、3話ほど・・・」
と書き始めたところ・・・
出るわ出るわ
「女は女のまんまで」
生きられなかった物語がっっ!
「うう・・・
どこまで続くねん・・・!?」
と、自分でも収拾がつかなくなって
一時は、どないしよ?な状態になりましたが
読者のみなさんから
「毎回、楽しみにしてます♡」
「おもしろいですね♡」
と言っていただき
そのお声のひとつひとつに大喜びして
どんどん調子に乗り(笑)
ここまで書きつづけることができました。
ずっとご愛読くださり
応援してくださったみなさん
ホンマにホンマに
ありがとうございました!
何をやっても長続きしない私が
こんなに長いお話を
最後の最後まで楽しみながら書けたのは
読者のみなさんの支えが
あったからこそです☆
最初は
「ハワイの感動体験を、真に伝えたい!」
という目的だったのが
中盤すぎたあたりからは
自分の恥部ともいうべき失敗や
みっともなさを暴露するたびに
みなさんが、私の予想に反し
「おもしろいですっ♡」
「大好きですっ♡」
と温かいリアクションを見せてくださるのが
このうえない快感となり
”露出”の快感を味わうことが
メインの目的に
いつしかすり替わっていましたw
さて☆
めでたく生まれ変わって
女性として生きていくことになった
つるぞのですが・・・
今まで抱えていた問題は
すっかりなくなったのでしょうか?
答えは、「ノー」です☆
ひとりで頑張りすぎること
自分の中のオンナが大嫌いなこと
自分の感情を、力でねじ伏せてしまうこと
周りの人を、「自分を攻撃する存在」と捉え
素の自分を鎧で隠していること
そして、セックスレス
生まれ変わる前の私には
たくさんの問題がありました。
そして、約1年半の”癒やしの旅”の中で
これらと向き合い、癒やしてきましたが
それでも、問題が
すっかりなくなったわけではありません。
あれから約5年経った今でも
(※2011年8月現在)
油断をすると
ひとりで頑張りすぎてたり
自分の中のオンナを嫌ってしまってたり
自分の感情を、力でねじ伏せてしまってたり
ありのままの自分を鎧で隠して
孤独な戦いをやってたり
いちど乗り越えたセックスレスだって
うっかりすると”リバウンド”しします。
(心理的な)オチン○ンだって
結婚前にちょん切ったはずなのに
あるとき受けた面談カウンセリングで
先輩カウンセラーさんから
「みあちゃんは
立派なオチン○ンが生えてるよね☆」
って、言われました。
このとき私
「え?
もうちょん切ったはずなんですけど???」
って言ったんですが、それを聞いて先輩
「じゃあ、たぶん生えてたのは
1本だけじゃなかったんやね~。
もしかしたら、オチン○ン
4本くらい生えてたのかもよ~」
って言ったんです。
えええ~~~!?
4本~~~!?
4本ってことは
このシリーズのお話のなかで
1本ちょん切って
このときの面談カウンセリングで
1本ちょん切ったとして・・・
えええ~~~!?
まだ残り2本~~~!?
そうなんです
つるぞのの”オス化問題”は
まだ終わっていないんです。
なんや、まだ問題山積みやん
じゃあ、やっぱり幸せにはなれてないのん?
と思われた方も
いらっしゃるかもしれませんね。
でも、ご安心ください☆
どうやら
問題をすっかりなくしてしまわなければ
幸せになれない
というわけではないようですよ☆
相変わらず私は、問題だらけです。
ただ、以前の私と
決定的に違っているところも
あるんです。
それは・・・
自分の問題や欠点を
あまり責めなくなったこと
それらを
「ああ、私にはそういう癖があるんだな」
と受け容れられるようになったこと
「今はこうでも大丈夫☆
いつかきっとよくなる」
と信頼できるようになったこと
「自分ひとりでなんとかしようと
しなくてもいいんだ」
と思えるようになったこと
辛いときには安心して泣きごとを言える
助けを求められる、そんな仲間が
たくさんできたこと
こんなふうにさえなれれば
たとえ問題がなくならなくても
どうやら幸せになれるようです☆
だから、今、たくさんの問題を抱えて
苦しんでいらっしゃる貴女も
きっと幸せになれますよ、大丈夫☆
それから、このシリーズのなかで私は
これまであまり人に話したことがなかった
自分の恥ずかしい失敗や
みっともない部分の数々を
みなさんにさらけ出してきました。
その姿は、みなさんの目に
どんなふうに映っていましたか?
「ふん、ダサいヤツ」
とか
「う~わ、カッコわるっっ!」
と思われた方も、いらっしゃるでしょう。
でも、私のところに寄せられた
読者のみなさんのお声には
「なんだか癒やされました」
「私にも同じところがあって
なんだか親近感が湧きました」
「読んでいて、勇気をもらえました」
というものが、多かったんです。
そして、これも多かったっ!
かつ、私がいちばん嬉しかった言葉っ!
「そんなつるぞのさんが、大好きです♡」
あんなにみっともない自分ばっかり
披露してきたのに、なんで???
って、ビックリもしたけれど
こんな私でも、愛されるんだ~☆
って、私の中の根深い自己嫌悪や罪悪感が
この言葉で、どれだけ癒やされたことか・・
ホンマにホンマに、ありがとうございます!
みなさんからいただいた愛を
こんどはカウンセリングで
みなさんに還元していきたいと思いますっ!
・・・でね☆
私の恥ずかしい失敗や
みっともない部分の数々に
癒やされた方、親近感をおぼえた方
勇気をもらえたと感じた方
大好きだと感じた方・・・
気づいてくださいね
貴女だって、おんなじなんですよ☆
貴女にも、誰にも言えないような
恥ずかしい失敗や、見せたくない自分が
あるでしょう。
こんな自分を見せたら
きっとみんなに嫌われる
そう思っていらっしゃるかもしれません。
でも、もし、私のこれまでのお話が
貴女に親しみや魅力を感じさせたのなら
癒やしや勇気を与えたのなら
貴女のそれだって
誰かに親しみや魅力を感じさせたり
癒やしや勇気を与えたりするはずです。
また
今は辛い状況のまっただ中にいる貴女も
いつかそこを通り過ぎたとき
ご自分の過去の失敗も、カッコ悪い部分も
今の私みたいに
「ネタとしては、おいしいよね~~~w」
って、笑って言えるときが、必ず来ますよ☆
だからどうか、ご自分のカッコ悪い部分も
人生におけるひどい失敗も
嫌わず愛してあげてください。
もしよければ、勇気を出して
私に打ち明けてください。
貴女が、私にそうしてくれたように
私もまた、貴女のその部分を
めいっぱい愛させていただきます☆
さあ、そして☆
今の私が何をしてるか、なのですが・・・
以前は
「司法書士じゃないと嫁にいけない」
とまで思っていた私が、今は
「数年後には司法書士を完全に辞めよう」
と考えております。
(追記:これを執筆した後、2014年に
完全に廃業しました☆)
好きなことを仕事にしようと考えた結果
心理カウンセラーになりました。
毎日大好きなカウンセリングか
これまた大好きな
ブログ書きをしています。
毎日のほとんどを
自分の好きなことに
つぎ込んでいる感じです。
仕事以外でも、最近の私は
自分の楽しみを追究することに
力をそそぎまくっております。
今まで、人生を楽しむという発想が
全くなかった人なので、まだまだ慣れなくて
試行錯誤の日々ですが。
そして
運動不足が気になりだしたこともあり
「何か身体を動かす趣味を」とアレコレ探し
たどりついたのが、なんと
タヒチアンダンス
です!
この私が、最近は、上はタンクトップ
腰にパレオを巻いただけの恰好で
南国タヒチの陽気な音楽に合わせて
腰をふって踊ってるんですわ!
”ココブラ”って、ご存知ですか?
ココナッツの実を半分に割ったものを
ヒモでこ~んなふうに↓
| |
―○―○―
つないだだけのブラジャーですわ。
(※○の部分がココナッツの実ね☆)
ある程度上達してきたら
イベントなどで踊ったりなんかも
できるみたいですが
イベントのときって、このココブラをつけて
下は”モレ”という腰蓑を巻いただけの恰好で
踊るようですよっっ!
これ、言うたら
半裸ですやんっ!?
このつるぞのが近い将来、大勢の人の前で
半裸で腰ふって
踊るかもしれないんですよっっ!
以前は、”屈強なオッサンの着ぐるみ”で
自分の”オンナ”を隠しまくっていた
このつるぞのが、ですよっっ!
いやあ~~~、人間、癒やされると
ここまで変われるもんなんですね~~~w
いつか、私がイベントで
ココブラにモレの恰好で踊ることがあれば
その写真を、このブログでもアップしたいな
と思っておりますw
(追記:これを執筆した後に
この約束を果たしました!
その写真は、このお話の最後で☆)
というわけで
こんどこそ、このシリーズは終わりです。
これまでご愛読くださったみなさん
本当に、本当に、ありがとうございました!
~このシリーズは
2010年7月~2011年8月に
ブログ記事として執筆したものです。~
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